THE RAMPAGEの存在証明『16(R)OAD』インタビュー 川村壱馬×陣×長谷川慎×後藤拓磨が振り返る、10年間の歩み

陣の泥酔姿も収録? 「DAY OFF―ランぺの休日―」

――ではここからは、『16(R)OAD』について伺っていきます。メンバーのソロインタビューやグループの軌跡といったページは、各自じっくり読んでいただくとして。「DAY OFF―ランぺの休日―」と題した企画ページはじつに楽しそうですね。

川村:陣さん、山彰さん(山本彰吾)、RIKUさんの“ハシゴ酒”なんか、いつも通りの3人ですからね。

後藤:通常運転!

長谷川:さっき暴露されたから、僕もやり返しますけど……陣さん、「この写真の記憶ない」とか言ってました。

陣:あはははは!

――記憶がないのは、どのへんですか?

陣:ホンマは教えたくないんですけど、100~101ページの下のほうです。コレね、もう相当酔ってたから「これ以上は撮らへん」って言っておいたんですよ。ハシゴ酒とは言いつつ、実際の撮影は「1軒目の店で終わりですよ」って予定やったんです。それなのに、スタッフさんたちが欲しがっちゃって。2軒目で飲んでる泥酔姿を不意打ちで撮られたんです。

川村:リアルにオフってこと?

陣:そう、思いっきり仕事“外”。だから、僕はこの機会にスタッフさんたちにモノ申したい。なんでコレ、使ってるんですか!(笑)

長谷川:でも、僕らが普段見てる陣さんのオフは“こう”なんで。

川村:(小さい写真をじっくり見ながら)あ~、そうですね(笑)。

長谷川:陣さんはブーブー言ってますけど、僕はめっちゃ良い写真だなって思います。

――壱馬さんと海青さんのゲーマーコンビはボウリング対決をされたそうですが、勝負の行方は?

川村:僕が勝ちました!(笑顔)海青と僕は負けず嫌いで勝負事が大好きなので、2人でめっちゃ燃え上がってました。

THE RAMPAGE・川村壱馬 ブレないまっすぐな目線に吸い込まれそう。

長谷川:スコアはどれくらいだったんですか?

川村:俺は170点くらい、いったんちゃうかな?(ボウリングのページを見せながら)ここにちゃんとポイント載ってる、173点。

長谷川:強っ!!

川村:ただ、俺の最高記録は181点なんですけど、それでもたっくん(後藤)には負けてるんですよ。

後藤:でも俺、結構調子いい日と極端に調子悪い日があるんで。確かに、一番良かった時は181以上いってたと思うんですけど、マグレです(笑)。

――数年越しのリベンジマッチ、やりません?

川村:おっ、それいいですね。今一番勝負したいかも!

後藤:僕も今が一番筋肉が仕上がってるので、良い試合ができそうですね。

陣:今のたっくんは、ボールを投げるパワーがすごそうやなぁ。

川村:弾速がすごそう(笑)。

後藤:ボウリングのピンを壊さない程度に、良いスコアを出したいと思います!

――拓磨さんと慎さんのペアは、休日ロケで買い物に行かれたそうですね。

長谷川:買い物というか服屋巡りみたいなロケをしたんですけど、撮影とはいえ、そういうことを2人でするのは久しぶりだったので楽しかったです。でも、僕らはあんまりオフっぽさがなかったですね。*p(R)ojectR®(THE RAMPAGEがプロデュースするアパレルブランド)も2人でディレクションしてるから、途中から「このディテールいいね。*p(R)ojectR®でやりたくない?」とか言い出して。

後藤:「なんでこんなに凝ってるのに、このプライスでいけるんだ!?」とか、自然と*p(R)ojectR®モードに入っちゃってたもんね(笑)。

長谷川:「このクオリティーだったら、もっと高くなるはずだろ!?」みたいな(笑)。

後藤:それは僕らがただ既製服を着たり、プロデュースされるだけじゃなくて、作り手側もちゃんと経験してきたからこそ言えることなので、デビューから8年、結成から10年以上が経って、2人で当たり前にそんな話ができるようになったことが嬉しかったです。

推したいページは

――休日ロケに関して、他に気になったページはありますか?

後藤:僕は龍と(岩谷)翔吾さんの“公園ピクニック”を推したいですね。この2人、以前からピクニック配信をしてるんですよ。本当にピクニックしてるわけじゃないけど、ピクニック風の配信を。それが『16(R)OAD』で本当に実現してるのを見て、感慨深いものがありました。(公園ピクニックのページを見せながら)可愛いでしょ~?

――うん、可愛いですね。

長谷川:メンバーを見せて「可愛いでしょ~?」って何(笑)。

後藤:あははは。大の大人がちゃんとピクニックしてて、僕もほっこりしましたし、ファンの方も「可愛い~!」ってなるんじゃないかなって思います。

――後半のほうに載ってる「16 PERSONAL DATA」も、改めて読むと面白いですね。個人的には、オーディション時のキャッチフレーズが興味深くて。陣さんは“淀川のシルバーウルフ”にちなんで、またシルバーヘアにしたんですか?

陣:いや、ライブに向けて染めただけで、たまたまです!

――『16(R)OAD』の発売イベントに向けて、ではなかったと。

川村:でも、陣さんは今でも違和感のないキャッチフレーズですよね。慎の“変幻自在のトリックスター”も、その通りだし。

長谷川:“変幻自在のトリックスター”は今でもお気に入りです。

陣:うん、カッコいい。それに対して、たっくんの“弟はGJCでNY武者修行中”は、本人の紹介ですらないっていうね(笑)。

川村:当時のスタッフさん、コレは適当に付けすぎやろ~!

後藤:そう思って、何年か前になんかの企画でキャッチフレーズをつけ直したんですけど、それも定着しないまま今に至ります。

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