【2024.10.22週間漫画ランキング】『ブルーロック』最新刊が1位も『名探偵コナン』3作TOP10入りとランキング席巻!

 劇場版の上映やサッカー漫画史上初の累計発行部数4000万部突破など、話題が尽きることがない作品『ブルーロック』。現在アニメ2期の放送を通じて様々なメディアミックスを展開していることでも注目を集めている。

 そんな本作の最新刊、金城宗幸・ノ村優介による『ブルーロック』31巻(講談社)が、10月22日付け日販調べ週間漫画ランキングで初登場1位を獲得。さらに、同時発売された『ブルーロック キャラクターブック EGOIST BIBLE』2巻(講談社)が7位にランクインする暴れっぷりを見せた。話題が話題を呼び、さらに飛躍していくことはいうまでもないだろう。

1.ブルーロック(31)/金城宗幸・ノ村優介/講談社
2.名探偵コナン(106)/青山剛昌/小学館
3.呪術廻戦(28)/芥見下々/集英社
4.変な家(4)/雨穴・綾野暁/一迅社
5.名探偵コナン(106) 絵コンテカードセット付き特装版/青山剛昌/小学館
6.女の園の星(4)/和山やま/祥伝社
7.ブルーロック キャラクターブック EGOIST BIBLE(2)/金城宗幸・ノ村優介/講談社
8.「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます(4)/水埜なつ・三沢ケイ/フレックスコミックス
9.名探偵コナン(1) SPECIAL/青山剛昌/小学館
10.春の嵐とモンスター(6)/ミユキ蜜蜂/白泉社

 2位も初登場の、青山剛昌による『名探偵コナン』106巻(小学館)。綿密に練られたトリックもさることながら、なかなか成就しないキャラクターたちの恋愛模様は世界中から注目されている一つのコンテンツと言える。

 本巻では大阪の高校生探偵・服部平次が、幼馴染の遠山和葉に告白を決意するも、殺人事件が発生。お馴染みの展開ではあるものの、今回は恋が実るのではと期待してしまう。

 4位は、雨穴・綾野暁による『変な家』4巻(一迅社)が初登場。原作小説が出版されると大きな話題を呼び、コミカライズの本作も1巻から本ランキングにTOP10入りしている。ホラーが苦手でなければ読まない理由が見つからない。

 5位には『名探偵コナン』106巻の特装版がランクイン。夕日をバックに佇むコナンが表紙の通常盤と違い、特装版では本編に合わせて、顔を赤らめた平次が和葉を追いかける特別仕様となっている。シリーズ最高のヒット作となった「100万ドルの五稜郭(みちしるべ)」の絵コンテカードも同封された、ファン歓喜の一冊だ。

 続く6位には、和山やまの『女の園の星』4巻(祥伝社)。本巻では夏休み中の星先生たちの様子を中心に描いている。突然の卒業アルバムの写真撮影には思わずクスっと笑ってしまう。ジワジワと込み上げてくるシュールな笑いに魅了されることだろう。

 8位は初登場の、水埜なつ・三沢ケイによる『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』4巻(フレックスコミックス)。名だたる大ヒット作を抑え、電子書籍ストア「ブックライブ」の2022・2023年の年間総合1位を獲得している。新進気鋭の注目作品は一読の価値ありだ。

 9位は、連載30周年を記念して制作された、青山剛昌の『名探偵コナン SPECIAL』1巻(小学館)。1巻のカラーページの完全再現に加え、工藤新一がコナンとなるきっかけの日の前日譚が収録されていることもあって、書店に足を運ぶものは後を絶たないことだろう。

 10位は、ミユキ蜜蜂の『春の嵐のモンスター』6巻(白泉社)。本作は、母の再婚によって義弟となった天峰栢と春野嵐子のラブストーリーを描いている。SNSには「すごい、、良い、、、」や「興奮しすぎて窓開けて大声で叫びたい衝動に駆られた。」といった声があげられている。

※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/

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