『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズ著者が贈る、“中華×あやかし”ミステリー『後宮の禁書事情』に注目

 オトナ女子向け文芸レーベル「ことのは文庫」より刊行中の大人気あやかしファンタジー『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズ。その著者である忍丸が贈る、“中華×あやかし”ミステリーの『後宮の禁書事情』(マイクロマガジン社)が11月21日に発売する。怪力乱神禁止令によってあやかしに為す術のない大蒼国の後宮で、怪異に挑む美少女・凛麗と青年官史・幽求の物語だ。

 大陸を支配する大蒼国。超難関の科挙を突破してようやくなれた官吏に夢を抱く幽求を待っていたのは、あやかしの相手をする部署だった。怪力乱神禁止令によって怪異の存在しないこの国で、出世の道を閉ざされたと絶望した幽求の前に現れる少女・凛麗。年端もいかないこの少女が自分の上司だと知った時、幽求の波乱に満ちた後宮生活が始まった――。

著者情報

小説:忍丸
青森県生まれ、神奈川県在住。『異世界おもてなしご飯』(カドカワBOOKS)で書籍デビュー。主な作品に『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズ(ことのは文庫)、『花咲くキッチン』(富士見L文庫)などがある。

装画:七原しえ
青森県出身のイラストレーター。書籍装画・TCG・ソーシャルゲーム中心に活動中。おもな経歴に、『戦国無双5』(株式会社コーエーテクモゲームス)、『FGO』(株式会社ラセングル)、『マジック:ザ・ギャザリング』(Wizards of the Coast LLC)、『逃げ上手の若君』(松井優征/著 集英社)カラー装画などがある。

書誌情報

『後宮の禁書事情』
小説:忍丸/装画:七原しえ
ISBN:9784867163627
定価:803円(本体730円+税10%)
発売日:2022年11月21日

『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズ

『わが家は幽世の貸本屋さん』(小説:忍丸/装画:六七質)は、オトナ女子向け文芸レーベル「ことのは文庫」より刊行中の大人気あやかしファンタジー。シリーズ累計7万部を突破し、コミカライズ版も好評発売中。

【あらすじ】
現世とは別にある、あやかしが跋扈するもう1つの世界〈幽世〉。
そこに幼い頃に迷い込んでしまった夏織は、幽世で貸本屋を営む変わり者のあやかし・東雲に拾われ、人の身でありながらあやかし達と暮らしている。そんな夏織は、ある日、行き倒れていた少年・水明と出会う。現世で祓い屋を生業としているという彼の目的は「あやかし捜し」。あやかしに仇なす存在とはいえ、困っている人を放っておけない夏織は、ある事情で力を失ってしまった彼に手を貸すことにするのだが――
夏織と水明。立場の異なる二人が出会うことで動き出す、純度120%のあやかし綺譚!


ことのは文庫「心に響く物語に、きっと出会える」
2019年6月にマイクロマガジン社が創刊したオトナ女子向け文芸レーベル。累計7万部を突破した『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズや、『陰陽師と天狗眼』シリーズ、『妖しいご縁がありまして』シリーズなど、様々な作品を出版。中島愛がナレーションを務めるテレビCMはYouTubeにて公開中。

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