詩人・文月悠光も推薦 内田麟太郎の最新作詩集「詩303P」杉野ギーノスの絵とコラボ新たな世界観

 詩人・内田麟太郎の最新作詩集『詩303P 内田麟太郎』(303BOOKS)が11月11日に刊行された。また刊行を記念して、地元・福岡県大牟田市や大川市で先日行われた講演の動画が公開された。

 中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少の18歳で受賞し、21世紀の現代詩をリードする詩人・文月悠光からも、帯に下記の推薦の言葉が寄せられている。

「一人じゃないよ」とこの本は教えてくれた。
見えない存在に、私たちは守られて生きている。
そのことに気づかせてくれる、あたたかな詩集。
詩人・文月悠光

 詩集の装画と挿絵は、独特なタッチと鮮やかな色彩で、今最も注目されているアーティスト、杉野ギーノス。内田麟太郎は、あとがきで自身の詩と杉野ギーノスの絵のコラボレーションを「未知との遭遇!」と表現している。「美しい抒情世界とブリキのおもちゃの出会い。これぞ少年世界でなくてなんでしょう。」と。

 そして、ブックデザインは数多くの本の装丁やアートディレクションを手がけている寄藤文平。内田麟太郎×杉野ギーノス+寄藤文平、この3人の才能がぶつかり、融合されて生まれた詩集は、これまでにない世界観で表現された珠玉の一冊となっている。この詩集と、読者のみなさんとの出会いもきっと「未知との遭遇!」になることだろう。

■内田麟太郎 講演と詩の朗読

■著者プロフィール

作  内田麟太郎
1941年福岡県生まれ。詩人、絵詞(えことば)作家。『さかさまライオン』で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』で小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』で日本絵本賞、詩集『ぼくたちはなく』で三越左千夫少年詩賞を受賞。他に絵本「おれたち、ともだち!」シリーズなど著作多数。2021年に福岡県大牟田市に「おれたち、ともだち!」シリーズをはじめ絵本の原画を収蔵する「ともだちや絵本美術館」が設立される。303BOOKSサイトにて詩の連載中。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/

https://303books.jp/series/%e5%86%85%e7%94%b0%e9%ba%9f%e5%a4%aa%e9%83%8e%e3%81%ae%e8%a9%a9-303p/

絵 杉野ギーノス
佐賀県出身。東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科卒業後、グラフィックデザイナーを経て2020年から個展や企画展などの出展を中心に作家として活動。オイルパステルで描く、マットな質感と鮮やかな色彩が特徴。

装丁・デザイン 寄藤文平
1973年、長野県出身。2000年に有限会社文平銀座を設立。広告アートディレクションとブックデザインを中心に、ロゴデザイン、執筆活動も行う。著書に『ウンココロ』(実業之日本社)、『死にカタログ』(大和書房)、『デザインの仕事』(講談社)など。
https://www.bunpei.com/

■書誌情報
『詩303P 内田麟太郎』
作:内田麟太郎
絵:杉野ギーノス
装丁・デザイン:寄藤文平+古屋郁美+垣内晴(文平銀座)

定価:1,650円(本体1,500円+税)
発行元:303BOOKS
サイズ:B6変形(170×120mm)
ページ数: 303ページ
ISBN:978-4-909926-18-0
商品WEBサイト:https://303books.jp/303p-rintaro

■会社概要
出版社:303BOOKS株式会社
代表者:代表取締役 常松心平
所在地:〒261-8501
千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目3番地 幕張テクノガーデンB棟11階
URL: https://303books.jp/

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