ブックストア・エイド発起人たちが語る、本屋を守る意味 「メディアとしての書店の強みがある」

たくさんの人が書店を大切に思っていることを再確認

――すでに多くの方が支援されていますが、そういった方々に対してどんな気持ちでしょうか。

武田:ひたすら感謝しかないですし、支援していただいた方は同じ仲間だという気持ちです。一方で6000万円という目標金額を達成できたとしても、それだけで参加書店・古書店の皆さんを救えると思っていません。3億3000万円以上を集めたミニシアター・エイドのようにストレッチゴールを目指して、より多くの方に知っていただく努力を続けようと思っています。

内沼:支援してくれた方、一人一人からのメッセージが「そうだよな」と思えるものが多くて、元気をもらっています。今回、たまたま僕らがやりたいと思ったから事務局をやっているわけですけど、同じ気持ちの人がやっぱりこんなにたくさんいたんだと再確認できたことが本当に嬉しいですね。結構な人数の方が、こういったプロジェクトを待っていたと言ってくれるのが本当に力になります。

花田:本屋が好きな方、Amazonなどを利用することが多い方、本屋はこれからも本当に必要なのかと考えている方。それぞれいらっしゃると思いますが、支援してくださった方々のメッセージを読んでいると、本屋はやっぱり必要だなと再確認することができました。自分と同じように本屋を大事だと感じている方がこんなにたくさんいるとわかったのは嬉しいことですし、このプロジェクトによって、本屋さんに最近行っていなかった方にも、改めて、本屋っていいものだなと感じてもらえるといいなと思います。

▼「ブックストアエイド」プロジェクト
プロジェクトページ:https://motion-gallery.net/projects/bookstoreaid
プロジェクト期間:5月31日23:59まで
プレゼンター:ブックストア・エイド基金運営事務局
Twitter:@bookstoreaid1 note:https://note.com/bookstore_aid
お問合せ:ブックストア・エイド基金運営事務局 Email:bookstoreaid@gmail.com
参加希望の書店・古書店の方はこちら:https://forms.gle/S7qBBk6nTv33DXwr9

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