玉置浩二、小室哲哉、織田哲郎、中村正人……J-POPヒット連発、不朽の名曲を生み出した1958年世代

 昨年ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)主題歌「ファンファーレ」がヒットし、『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に出場して特別企画にも参加した玉置浩二が、9月13日に68歳の誕生日を迎えた。玉置と同年代のアーティストには、自ら表舞台に立つボーカリスト/アーティストでありながら、J-POPのヒットを盛り上げたプロデューサーやソングライターたちが数多く存在する。

玉置浩二(1958年9月13日生まれ)

 メッセージ性の強い歌詞、ドラマチックなメロディ、感情を吐露するような生々しい節回し。血がたぎるような熱さみなぎる力強い歌唱で、芸能人にもファンが多く、BTSのVが“好きなアーティスト”にも滑を挙げるなど海外にも轟く玉置は、バンド・安全地帯のボーカルとして1982年にシングル『萠黄色のスナップ』でデビュー。井上陽水が作詞を手がけた「ワインレッドの心」は、メランコリックなメロディと哀愁漂うボーカルで日本のポップスシーンに衝撃を与え、以降も「悲しみにさよなら」や「じれったい」など多くのヒット曲を世に送り出した。1987年にソロデビューしてからは俳優としても活躍し、浅野温子とのW主演ドラマ『コーチ』(フジテレビ系)では主題歌「田園」も手がけた。

玉置浩二 『田園』(HD)

 他アーティストとも多く交流し、中森明菜「サザン・ウインド」や斉藤由貴「悲しみよこんにちは」をはじめ、ビートたけし、鈴木雅之、V6への楽曲提供でも知られる。2015年からは、ホスト役として自身の名前を冠した音楽番組『玉置浩二ショー』(NHK BS)を放送。大泉洋、いきものがかり、絢香など、ジャンルや世代を超えたアーティスト/俳優をゲストに迎えてトークやコラボを展開している。今年3月の放送では同じく1958年生まれの心の友・ASKAとのコラボレーション楽曲「音銀河」が初披露され、響き合う圧倒的なボーカルと唯一無二のハーモニーが反響を呼んだ。9月16日には玉置浩二・ASKAとしてシングル『音銀河』がリリースされる。

音銀河

小室哲哉(1958年11月27日生まれ)

 歌謡曲とダンスミュージックを融合させた独自の音楽性で、JPOPシーンに多大なる影響を与えた小室哲哉。ロックバンド・SPEEDWAYのキーボーディストとして1976年にシングル『ドリーム・アウェイ (夢まで翔んで)』でメジャーデビュー。その後、木根尚登、宇都宮隆とTM NETWORK(現TMNETWORK)を結成し、TVアニメ『シティーハンター』(読売テレビ/日本テレビ系)エンディングテーマ「Get Wild」などのヒットを生み出した。

TM NETWORK「Get Wild」Official Music Video

 楽曲提供やプロデュースワークだけでなく、フィーチャリングやコラボなど、非常に多彩な形態で音楽活動を行ってきた小室。渡辺美里「My Revolution」を筆頭に、観月ありさ「TOO SHY SHY BOY!」や中森明菜「愛撫」などの楽曲提供が有名だ。ほかにも森進一、Backstreet Boys、SMAP、乃木坂46への楽曲提供も行い、アニメーション映画『吸血鬼ハンター"D"』、実写映画『ぼくらの七日間戦争』などの劇伴、音楽座ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』の音楽も手がけている。

渡辺美里【MV】「My Revolution」

 1990年代中盤は、自身もメンバーとして名を連ねるglobeをはじめ、安室奈美恵、TRF、華原朋美などのプロデュースのほか、篠原涼子 with t.komuroやH Jungle With tなどで“小室ブーム”を巻き起こした。さらにバラエティ番組『ASAYAN』(テレビ東京系)のオーディション企画で見出された鈴木亜美やdosなど、“小室ファミリー”が音楽チャートを席巻した。近年もコラボレーションを行っており、氷川きよしと『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』(フジテレビ系)のエンディングテーマや、西川貴教と『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のテーマソングを担当。11月16日には、ソロライブ『Tetsuya Komuro "Short circuit eats long story"』を開催する。

西川貴教 with t.komuro - FREEDOM|Official Music Video (イナズマロック フェス 2024 ver.)

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