坂道メンバー“写真集2冊目”の共通点とは? 金村美玖、白石麻衣、山下美月、田村保乃らのキャリアから紐解く
状況の変化と重ねた時間が刻む、個々の成長の形
さらに注目したいのが、2nd写真集が発売されるタイミングだ。与田の2nd写真集『無口な時間』(光文社)は、17歳だった前作から約2年を経た19歳、10代最後のタイミングで発売された。一方、山下の2nd写真集『ヒロイン』(小学館)は、1st写真集から約4年3カ月を経て、乃木坂46からの卒業を目前に発売。山下自身が衣装や撮影シチュエーションを提案し、1万2000字を超えるエッセイに加えて、初めて選抜入りした「シンクロニシティ」の衣装を着た姿も収録されるなど、乃木坂46で積み重ねてきた時間を振り返る内容にもなっていた。
2nd写真集が発売される時期に決まったパターンがあるわけではないが、10代最後やグループからの卒業など、1st写真集の発売時とは自身を取り巻く状況が変わったタイミングで2冊目を届けているケースは少なくない。年単位の間隔があるからこそ、その間に生まれた変化を一冊に残せることも、2nd写真集ならではの魅力だ。
金村にも、これまで2nd写真集を発売してきたメンバーと共通する部分は多い。日向坂46では2021年の「ってか」で表題曲センターを務め、1st写真集『羅針盤』は初週売り上げ約7万3000部を記録。その後もグループの中心で活動を続けながら、2024年には自身初となる写真展『みとめる』を開催。撮影に加えて、コンセプトや衣装、ロケーションまで自身で考えた作品を発表し、2026年には『VOCE』のレギュラーモデルにも就任した。
『羅針盤』の発売から約4年。これまで2冊目を発売してきた坂道メンバーと同様に、金村もこの4年の間にさまざまな経験を重ねながら、グループだけでなくで、写真やモデルの分野でも個人としての活動を広げてきた。1st写真集の頃と現在を並べて見ることができるのも、2nd写真集ならではの面白さだろう。『羅針盤』から時を経た『機微』に、金村の変化がどのように写し出されているのかにも注目したい。




























