坂道メンバー“写真集2冊目”の共通点とは? 金村美玖、白石麻衣、山下美月、田村保乃らのキャリアから紐解く

 日向坂46の金村美玖が10月20日に2nd写真集『機微』(講談社)を発売する。2022年12月に発売された1st写真集『羅針盤』(光文社)から約4年ぶりとなる今回の写真集。撮影は、金村が好きだという映画『ビフォア・サンライズ』の舞台でもあるオーストリアで行われた。

 坂道グループではこれまで、白石麻衣、西野七瀬、生田絵梨花、齋藤飛鳥、高山一実、秋元真夏、与田祐希、山下美月、梅澤美波、小林由依、菅井友香、田村保乃、河田陽菜らが2冊以上の写真集を発売してきた。数多くの坂道メンバーが写真集を発売してきた中で、複数の写真集を発売したメンバーには、どのような共通点があるのだろうか。

1st以降の成長、個人活動が手繰り寄せる“2冊目”

 まず挙げられるのが、1st写真集の発売後もグループの中で存在感を高めていることだ。わかりやすく言えばセンター経験がそのひとつである。たとえば白石は、2014年12月発売の1st写真集『清純な大人 白石麻衣』(幻冬舎)から約2年2カ月後となる2017年2月に、2nd写真集『パスポート』(講談社)を発売。乃木坂46では「ガールズルール」で表題曲センターを務め、その後も選抜の中心としてグループを牽引。1st写真集発売以降も、乃木坂46を代表するメンバーとして存在感を高めていった。

 乃木坂46メンバーだった西野も2015年2月の1st写真集『普段着』(幻冬舎)から約1年7カ月後、2016年9月に『風を着替えて』(集英社)を発売。「気づいたら片想い」「命は美しい」など複数の表題曲でセンターを担当した。与田も1st写真集『日向の温度』(幻冬舎)を発売した2017年に大園桃子と「逃げ水」で表題曲Wセンターを務め、山下は1st写真集『忘れられない人』(小学館)発売から1年後の2021年、「僕は僕を好きになる」で表題曲初センターを経験。櫻坂46の田村も1st写真集『一歩目』(小学館)と同じ2021年に「流れ弾」で表題曲センターを務めている。

 もちろん、2nd写真集を発売してきたメンバーがすべてセンター経験者というわけではない。梅澤のように、副キャプテンからキャプテンへとグループ内で担う役割を広げてきたメンバーもいる。共通しているのは、1st写真集の発売後もグループの中で存在感を高め、それぞれの立場を築いてきたことだ。1冊目の反響だけでなく、その後も継続して注目を集める存在であり続けていることが、2冊目へとつながるひとつの要素になっているのだろう。

 もうひとつ共通しているのが、グループの外にも個人として活動する場を持っていることだ。特に目立つのがモデル活動で、白石は『Ray』(DONUTS)、西野は『non-no』(集英社)の専属モデルとして活動。与田は2019年に『MAQUIA』(集英社)、『bis』(光文社)のレギュラーモデルに就任した。山下も『CanCam』(小学館)専属モデルを務める一方、連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合)への出演をはじめ俳優としても活動の幅を広げている。田村も2023年から『VOCE』(講談社)のレギュラーモデルを務めており、いずれもグループでの活動と並行して、個人として継続的に姿を見せる場を築いてきた。

 生田であれば『レ・ミゼラブル』をはじめとした舞台、小林であれば『with』(講談社)でのモデル活動と、その形はメンバーによって異なる。それでも共通するのは、坂道グループのメンバーとしてだけでなく、個人として継続的に活動する場を持っていることだ。音楽番組やライブとは異なる場所で姿を見せることで、1st写真集発売時よりも本人を知る接点は広がっていく。個人名義で刊行される写真集という点を考えても、こうした活動の積み重ねは、2冊目を発売するうえでひとつのポイントと言えるだろう。

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