稲葉浩志&松本孝弘、なぜアーティストから求められ続ける? スカパラ、福山雅治、EXILE…豪華コラボで広がる表現の可能性
8月15日より期間限定で、東京スカパラダイスオーケストラと稲葉浩志のコラボレーション楽曲「タイムカプセル (VS. 稲葉浩志)」のライブ映像が、東京スカパラダイスオーケストラの公式YouTubeチャンネルで公開された。コメント欄にはファンによる多くの歓喜の声が寄せられている。
「タイムカプセル (VS. 稲葉浩志)」は、昨年9月にリリースされた東京スカパラダイスオーケストラのシングル『Action (VS. 稲葉浩志)』のカップリングに収録された楽曲。YouTubeで公開された映像では、今年3月に東京ガーデンシアターで開催されたライブ『[SKA] SHOWDOWN』に稲葉がゲスト出演し、エモーショナルなフェイクで会場を沸かせる様子や、グルーヴィなサウンドに乗せて哀愁を帯びた歌声を響かせる姿が映し出されている。B'zとはまた違ったサウンドの中で、稲葉のボーカリストとしての表現力が際立つ映像だ。また『[SKA] SHOWDOWN』前には『THE FIRST TAKE』で「Action (VS. 稲葉浩志)」を披露した。そこで谷中敦(B.Sax)は稲葉を「尊敬する稲葉浩志」と紹介。肩の力の抜けた大人なムードのなか、アッパーのサウンドと稲葉のアドリブやシャウトが話題を呼び、8月18日時点で240万回を超える再生数を記録している。
また、稲葉は昨年、福山雅治と「木星 feat. 稲葉浩志」でコラボした。同曲は、福山が主演を務めた映画『映画ラストマン -FIRST LOVE-』主題歌として注目を集めた楽曲。稲葉と福山は総合格闘技UFCを共通の趣味とし、お互いのサイト/YouTubeで対談を行うなど公私にわたって交流がある。映画がバディものであることから、主題歌の“バディ役”として稲葉に白羽の矢が立ったのだろう。言葉を一つひとつ丁寧に紡ぐ福山のボーカルに続いて、しっとりと歌い始める稲葉。稲葉と福山の歌声が絶妙に絡み合い、まさしくバディとしての相性のよさを感じさせる。稲葉の歌は、胸を締めつける切なさがありながらも前向きで、ピアノやストリングスの流麗なサウンドもあいまって、聴く者を大きな感動へと導いてくれる。椅子だけが置かれたシンプルな空間で、互いの歌声を響かせる姿を映したMVは、8月18日時点で760万回を超える再生数を記録。同年の『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)で福山と同曲を披露した。
稲葉の重要な“バディ”である松本孝弘は、今年3月に「24karats GOLD LEGACY feat. 松本孝弘」でEXILEとコラボを果たし、4月に東京ドームで開催されたEXILEの公演にサプライズゲストとして登場したことでも話題に。軽快にかき鳴らされるリフに始まり、唸りを上げるように響くギターや速弾きの演奏も印象的な同曲。熱く力強い歌声とパワフルなダンスパフォーマンス、そして松本の重厚なギターサウンドが、まるでバトルを繰り広げるかのように入り乱れるダンスロックチューンだ。EXILEメンバーによるシャウトするようなロングトーンが、松本のテクニカルなギターソロと交じり合うパートは非常に聴き応えがある。レザーの衣装を身に纏って、松本を中心にフォーメーションを入れ替えながら、鍛え抜かれた肉体が躍動するステージパフォーマンスは圧巻の一言。EXILE TRIBEのテーマとして歌い継がれてきた「24karats」シリーズに、歴史的な1ページを新たに刻んだ1曲となった。
稲葉と松本は国内でのコラボにとどまらず、海外アーティストとの活動も行っている。稲葉は、ミック・ジャガーやスティーヴン・タイラーとも共演しているギタリストのスティーヴィー・サラスと、20年を超える交流を経てINABA/SALASを結成。2017年にアルバム『CHUBBY GROOVE』をリリースし、B'zとは異なる一面を発揮している。昨年は約5年ぶりのアルバム『ATOMIC CHIHUAHUA』をリリースし、約8年ぶりとなるライブツアー『INABA/SALAS TOUR 2025 -Never Goodbye Only Hello-』を開催。また松本は、MR.BIGのエリック・マーティンをボーカルに、Night Rangerのフロントマン兼ベーシストのジャック・ブレイズなど、ハードロックシーンを代表するバンドのメンバーとTMGを2004年に結成。2024年には約20年ぶりに活動し、今年の10月からは約2年ぶりとなるツアー『TMG LIVE 2026 “SAYONARA”』を開催する。また新曲「DOOM」が、9月18日に公開の映画『八つ墓村』で主題歌に起用されたことも話題となっている。
B'zとしてはもちろん、ソロ活動でも表現の幅を広げている稲葉と松本。さまざまなアーティストとの共演で刺激を重ねてきた二人だ。集結した先でB'zとしてどんな音楽を聴かせてくれるのか、今後の活動も楽しみに待ちたい。


























