アフロ、MOROHA活動休止を経てなにを思う? 極論から離れてリアルを歌うーーひとりで見つめる新たな景色

アフロ、ひとりで見る景色

アフロが目指す“小さいパーティー”の真意

アフロ

一一今のアフロさんは、誤解を恐れず言うと「普通の人」でありたい?

アフロ:あ、そうかも。俺はもうマイク持てば自然にシャウト入ったりするし、曲の中に自分を入れようと思ってなくても入ってきちゃうんですよ。それを自信と呼ぶ。ゆえに、その自信は一番後ろに置いといてもいい。歌えば勝手に自信のほうが前に出てきてくれるから。ただ、それをライブ始まる時に一番前にひっぱり出してくる必要はなくて。

一一もう17年続けてきたスタイルですからね。それは後ろでいい。

アフロ:うん。野心も後ろでいい。

一一手前にいるのはどんな名前のアフロさんですか。

アフロ:「機嫌がいい」。すなわちフロアのカリスマです。

一一確かに、昨日みなさんいい笑顔でした。わりと理想の空間でした?

アフロ:あ、俺にとって? んー、でもお客さん、もうちょっとチケット売らなきゃよかったなと思いました。MARZって公表250人キャパですけど、ライブハウスって基本、メロコアみたいにギュウギュウに詰めた人数を公表にするんで。昨日は180しか売ってないんですよ。それでもけっこうパツパツな感じだったから。ベストは130とか140なのかもしれないね。もっと体を揺らそうと思うにはパーソナルスペースが必要だったのかな。そういう反省はあります。

一一まさに、より小さなパーティーを目指している。

アフロ:具体的な規模ではなくて、演者との距離っていう意味で。芸能人がいないパーティーにしたいんです。みんな楽屋にいすぎだよ。ちょっと売れるとみんな楽屋に引きこもるじゃないですか。俺もそうだったけど。ほんとは率先して遊び方を教えるのがミュージシャン。「体はこうやって揺らすんだぜ」「こんなにダンス下手でも踊っていいんだぜ」とか。教えるって言葉じゃないな、楽しむ。踊ってほしけりゃまず自分で踊れよっていうところが基礎だったはずで。そういう意味で小さいパーティーにしたいって言ってるのかもしれない。ポニーキャニオンのスタッフがいるところで言うのは申し訳ないんだけど。

一一そこも聞きたいです。本当に小さくしたいなら自主で、インディでやっていけばいい話で。

アフロ:ね? 自分の中ではすごく自然に、俺が思う、ふくよかなメンタル、豊かな生き方、いい精神に向かって曲を作っているだけで。でも幸い、これまでのMOROHAで培ってきたものとか、俺の音楽性が好きだとか、あとはもちろん会社なんで、数字とか、全部含めてポニーキャニオンさんが「一緒にやろう」って言ってくださったから。

一一連名になっているYY GAYAGAYA RECORDSというのは、ポニーキャニオン内のアフロ個人レーベル?

アフロ:そう。半分は俺が金出してるんですよ。半分ずつなの。ポニキャが半分出してくれて、半分は自分の三井住友銀行の口座から出動させてる。

一一この間抜けな名前もアフロさんが決めたもの。

アフロ:なんで間抜けとか言うのよ(笑)。でもこれは俺の願い、ほんとに。いろんな人が集まって、それこそフロアのカリスマがたくさん増えて、その中でみんな育っていって、俺も育っていく。みんなでいいフロアを作る。それがYY GAYAGAYA RECORDSの社訓です。みな機嫌よく集えっていう。

一一あえて聞きますね。コアなMOROHAファンから「そんなアフロ見たくない」って言われたら、なんて返すんですか。

アフロ:「わかるー」。はははは! いや、わかるって言うしかないよね。

一一無理やり説得する必要もない?

アフロ:うん、旅だからね。きっと、昔を知ってる人たちは、またそういう人たちが好きになるようなアーティストのところに行くだろうし。時を経て、このアルバムを聴いた時に「あ、わかるかも」ってなるかもしれないし。でも幸せなことですよね。みんなの中にちっちゃいアフロがいるってことでしょ?

一一いますね。わりと濃い色で残ってる人が多いと思う。

アフロ:それはすごく素敵なこと。でも俺は変わっていっていいと思うし。変わらないことも素敵だけど、変わっていくことも素敵だよ。

一一私もそう思います。ソロでの到達点って現時点で考えてます?

アフロ:楽しい日々が続きますように、って感じです。それにはね、人との付き合いが重要で。友達、知人、仕事仲間っていう3種類があるとして、なんとなく俺たち、道徳的に友達が一番大事だと刷り込まれてきてるけど、実はそんなことないと思っていて。仕事で付き合う人って夢や目標で繋がってるので、結束力を持って一丸となって進んでいけるけど、それが途切れた瞬間に関係性は終わりますよね。

 で、友達はすごく心を許せるけど、油断しちゃうんですよ。適当に相槌打ったりしちゃう。知人っていうのは緊張感を持って話を聞けるから、提案もすぐには断れないんですよ。友達から「動物園行こ?」って言われたら「俺、臭いところ嫌い」って言えるけど、知人から誘われると「あ……いいっすね、行きましょう」って言える。行った先でめっちゃ好きになれるものと出会えたりするかもしれない。だから、この3つの人たちと常に並列に向き合って、出会える気のいい人たちと一緒に日々を過ごしていけることがワタシの到達点。その過程に、日々の曲作りがある。ある地点で曲が貯まったらアルバムを出す。それが仕事仲間の人たちが喜ぶ結果、これからも一緒にやっていけるっていう結果を出せるなら、これ幸いって感じですね。と、まぁ、自分の野心を必死に抑えて喋るとこんな感じです。ちゃんと爆発します。なんだかんだ、俺が一番欲深いんだから。

チェキプレゼント

アフロのサイン入りチェキを1名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。

<X(旧Twitter)からの応募>
リアルサウンド公式Xをフォロー、本記事の投稿、または応募投稿をリポストしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。

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※非公開アカウント、DMを解放していないアカウントからの応募は抽選対象外となりますのでご注意ください。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※チェキはランダムでの発送となります。指定はできません。
※当該プレゼントは、応募者が第三者へ譲渡しないことが応募・当選の条件となります(転売、オークション・フリマアプリ出品含む)。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただく場合がございます。

<締切:9月14日(月)>

■リリース情報
アフロ 1stアルバム『無職覚醒』
2026年7月29日(水)リリース
品番:PCCI- 00038 / 価格:3,300円(税込) / レーベル:PONY CANYON INC. / YY GAYAGAYA RECORDS
https://aflo.lnk.to/mushoku_kakusei

アフロ1stアルバムリリースツアービジュアル

■ツアー情報
アフロ 1st ALBUM『無職覚醒』リリースツアー ~ひとりずもうの横綱たち~
8月4日(火)東京・新宿MARZ w/今井らいぱち
8月8日(土)京都・紫明会館 w/立川吉笑
8月11日(火・祝)群馬・高崎SLOW TIME cafe w/ヤスエでんじゃらすおじさん
8月30日(日)山梨・甲府桜座 w/サツマカワRPG
9月5日(土)宮城・仙台Tiki-Poto w/眞名子新
9月13日(日)長野・上田映劇 w/三遊亭鬼丸
9月21日(月・祝)愛知・名古屋CLUB UPSET w/宰務翔太
9月26日(土)大阪・堺FANDANGO w/辻凪子
10月4日(日)福岡・graf w/工藤祐次郎
10月5日(月)大分・湯布院 ある風景 w/工藤祐次郎

<TOUR FINAL>
アフロ自主企画『再就職』
12月12日(土)渋谷Spotify O-EAST

■関連リンク
X(旧Twitter) https://x.com/MOROHA_AFRO
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@afrosansan

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