Liella! リレーインタビュー Vol.11:伊達さゆり「成長させてくれてありがとう」 駆け抜けた5年間、仲間と手を取り描く未来

「なくてはならない存在」に、日常に溶け込む作品への愛
――Liella!の楽曲の中で特別な1曲を教えてください。
伊達:「青春HOPPERS」です。わりと最近の曲で、それこそ6thでも披露したんですけど、大好きなんですよ! もともと励ます系の曲が好きなんですけど、この曲の歌詞はすごく強気で、良い意味であまり優しくないんです。「落ち込んでるけど、そんなヒマあんたにはないでしょ!」という先生みたいなポジションの曲で、そこがいいんですよね。
なにより、この曲を歌っているLiella!のみんなが大好きなんです。6thライブ前後にもいろんなステージで披露していますけど、みんな表情がすごくイキイキしていて、目がキリッとしていて……すごくかっこいいんです。個人的にもよく聴いている曲ですね。落ち込んでいるときには元気が出ます。
――この流れで、最新ミニアルバムの表題曲「Hyper Glowing!」についても聞かせてください。初めて聴いたときの印象は?
伊達:なんというか……宇宙の中で歌っていそうな曲だなと思いました。すごく早口ですし。
――ちょっと異空間な感じがする。
伊達:そうですね。しかも難易度も高めなんですけど、私の中でLiella!ってまさしくこういう存在なんですよ。手の届かない場所にいる“スーパースターたち”っていうか。なので、この曲で自分たちから〈スーパースター!!〉と歌ってくれているのが嬉しかったです。
Liella!には「スーパースター!!」というタイトルの曲もあって、その曲には〈みんなそうスーパースター!!〉という歌詞があるんですけど、ここでいう〈みんな〉は、聴いているみんなを指しているんじゃないかと私は解釈しているんです。ただ「Hyper Glowing!」に関しては、「私たちもスーパースターなんだ」というメッセージが伝わってきます。そこには、ちょっと成長して自分たちのことをより強く肯定できるようになったかのんたちの姿が浮かぶんですよね。すごく嬉しく感じました。
――では、伊達さんにとって『ラブライブ!シリーズ』やLiella!、そしてかのんはどんな存在になっているのか教えてください。
伊達:やっぱり、なくてはならない存在ですね。さっきも言った通り、考えない日がないし、それが私にとって日常になっています。『ラブライブ!シリーズ』に至っては、Liella!に入る前から近くにあるのが当たり前で、特別というか……当たり前すぎて特別とも思わない域に達しているというか……。言葉にすると難しいんですけど。
――血肉になっているようなものなんですね。
伊達:そうですね。もはや、Liella!にまったく関係のない楽曲でも、「かのんちゃんだったらどうするかな」と、一旦考えちゃうくらい当たり前になっているんです。それがいいのか悪いのかは分からないんですけど(笑)。
――そこまで達してしまっていると(笑)。
伊達:はい。それだけ濃い年月を過ごしているということですね。

「かのんなら泣かない」ーー弱音を吐いた初期を経た変化
――ここからは、リレーインタビューの質問です。まず、Liyuuさん(唐 可可役)からもらった伊達さんの尊敬できるポイントですが、「一般公募で表舞台に立つ経験も少なかったはずなのに、リーダー的ポジションに立ち続けているのがすごい」とおっしゃっていました。「きっと困難はあったはずなのに、いつも笑顔を見せてくれている」と。
伊達:嬉しい……ありがとうございます。正直言うと、最初の頃は全然笑顔になれていなかったと思うんです。「自分にはできないです!」と、ステージ上で思い切り弱音を吐いたり、号泣したりしていたので。そういう自分が悔しかったです。今でも、「あのとき、どうしてあんなふうに言っちゃったんだろう」「かのんちゃんだったら絶対に言わないよね」と思い返したりします。3rdライブツアー(『ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~』)あたりまでは、そうだったんじゃないかな。
――それ以降は、意識が変わった?
伊達:だんだんと変わってきたのは、5thライブ(『ラブライブ!スーパースター!! Liella! 5th LoveLive! ~Twinkle Triangle~』)くらいからです。ライブに足を運んでくれるみんなは、楽しもうと思ってきてくれているし、なによりかのんはみんなの前で泣かないよな、泣いたとしても嬉しくて泣くよなと思ってからは、自分に喝を入れるようになりました。なので、笑顔になれたのは最近なんですけど、りーちゃん(Liyuu)からそう言ってもらえるのは嬉しいです。
――ちゃんとまわりに笑顔を見せられているということですもんね。
伊達:そうですね!
――そんなLiyuuさんからの質問なのですが、「何時に寝てるの?」です。
伊達:えっ、すごい質問……! もっとほかになかったんですかね(笑)?
――(笑)。Liyuuさんいわく、伊達さんは夜型だから気になっているそうですよ。
伊達:確かにそうですけど……そうですけど……! 私に興味ないの(笑)!? 寝る時間は、日によりますね。でも、早く寝ようと努力はしていますよ。大体12時か1時には寝るようにしています。
――言うほど夜ふかしではない気もしますね。
伊達:だと思います、私も! ただ、夜中に目が覚めて携帯をいじっちゃうことがあるんですよ。
――ちなみに、このリレーインタビューの1人目を飾ってくれた坂倉 花さん(鬼塚冬毬役)の尊敬するポイントも教えてください。
伊達:さくは、人たらしなんです。末っ子ポジションの立ち回りがめちゃくちゃうまくて、その場にいるキャストが誰なのかによって本能的に立ち位置を把握できているし、自分が行くタイミングも引くタイミングもわかっているんですよね。11人の中では一番若いのに、すでにそれができているってすごいことだなと思います。キャストの間でもよくそういう話になりますね。
――11人のお話を伺ってきて、キャスト同士がちゃんとお互いの良いところを見ているんだなと感じるリレーインタビューでした。最後に、伊達さんからファンの皆さんに向けてメッセージをいただけますか?
伊達:まずは、応援してくださって本当にありがとうございます。最近、「Liella!のことを知ったばかりなんです」という声をいただくことが多くて、「間口が広がったんだな」「(キャストが)個々に頑張っているからだな」と嬉しく思っています。
その一方で、「今からLiella!を応援してもいいのかな……?」というコメントもSNSでよく見かけます。私も応援する立場だったら躊躇してしまうタイプなので、気持ちはすごくわかるんですけど、「応援してもいいのかな」と思うくらい興味を持ってもらえるなんて、当たり前のことではないと思うんですよ。応援してもらえたら……ここから1ページ、1ページとどんどん思い出が増えていくと思います。それって、とても素敵なことだと思うので、ぜひ応援してもらえたら。私たちは、ずっと応援してくださっている方も、最近出会った方も楽しんでいただけるような曲やステージをお届けしたいと思っています。もっと好きになってもらえるよう、一歩一歩頑張りますので、これからも一緒に歩んでください。
































