なにわ男子・高橋恭平、&TEAM・K、綱啓永……実写『ブルーロック』抜擢のボーイズグループ経験者、期待したい俳優力
&TEAM・K
チームVで圧倒的な才能を見せる凪を演じるのが、&TEAMのKだ。&TEAMは、日本と韓国を行き来しながら活動の場を広げ、2025年には『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)へ初出場。2026年には2度目のアジアツアーを展開し、初の単独ドーム公演も決定するなど、その勢いをさらに加速させている。なかでもKは、しなやかさと力強さを併せ持つダンスで、グループのパフォーマンスを牽引してきた。長い手足を活かしたダイナミックな動きはもちろん、視線や指先まで意識を行き届かせ、楽曲の世界観を身体全体で表現できるメンバーでもある。
今回が映画初出演となるKが挑む凪は、サッカー歴わずか半年ながら、天性の身体能力と圧倒的なトラップ力を持つ天才FW。普段は極端な面倒くさがりで、感情をほとんど表に出さないが、強敵との出会いによって、次第に勝つことへの興味や自身のエゴを目覚めさせていく姿が原作では描かれていた。Kも役作りでは笑顔を抑え、“目”で感情を伝えることを意識したという(※1)。感情の変化が大きな表情や言葉ではなく、視線やわずかな身体の動きに表れる凪は、細部までコントロールされたパフォーマンスを得意とするKと相性のいい役と言えるだろう。映画初出演という新鮮さも含め、パフォーマーとして培ってきた繊細な身体表現が、凪の覚醒にどんな説得力をもたらすのかも気になるところだ。
綱啓永
その凪の才能を見出し、ともに世界一を目指す玲王を演じるのが綱。綱は2022年放送のドラマ『君の花になる』(TBS系)で、劇中発のボーイズグループ・8LOOMの最年長メンバーとして、歌やダンス、ライブ活動を経験。明るく親しみやすい兄貴分としてグループを支えた。その後は映画『女神降臨』、『#真相をお話しします』、『教場 Reunion』『教場 Requiem』など話題作への出演が続き、爽やかな青年役から緊張感のある集団劇の一員まで、作品ごとに異なる表情を見せている。
玲王はスポーツ万能で頭脳明晰、欲しいものは何でも手に入る環境で育ちながら、ワールドカップ優勝だけは自分の力でつかみたいと願う人物だ。凪を「宝物」と呼び、その才能を誰よりも信じる一方、思いの強さゆえの執着や危うさも抱えている。明るく人懐っこい印象を持つ綱が、玲王の余裕の奥にある焦りや執着をどのように表現していくのか、非常に楽しみである。
サッカーの技術や迫力だけでなく、極限状態でむき出しになる若者たちの自我をどう映像へ落とし込むかが、『ブルーロック』実写化の鍵になるだろう。多くの若手俳優が集う中で、3人がそれぞれのキャラクターの変化や覚醒をどのように見せるのか。俳優としての新たな一面にも期待したい。
※1:https://realsound.jp/movie/2026/04/post-2370304.html


























