なにわ男子・高橋恭平、&TEAM・K、綱啓永……実写『ブルーロック』抜擢のボーイズグループ経験者、期待したい俳優力
累計発行部数6000万部を突破した人気サッカー漫画を、高橋文哉主演で実写化する映画『ブルーロック』が8月7日に公開される。日本をワールドカップ優勝へ導く世界一のストライカーを生み出すため、全国から招集された高校生FW300人が、“青い監獄”(ブルーロック)で生き残りを懸ける物語だ。潔世一役の高橋文哉をはじめ、櫻井海音、野村康太、青木柚、西垣匠、倉悠貴、畑芽育など、各芸能事務所の若手俳優が一堂に会する点も、本作の大きな見どころだ。
なかでも注目したいのが、ボーイズグループで活動してきた3人である。千切豹馬役のなにわ男子・高橋恭平、凪誠士郎役の&TEAM・K、そして8LOOMのメンバーとして活動していた御影玲王役の綱啓永。3人が音楽活動を通して培ってきたのは、集団のなかで周囲と呼吸を合わせながらも、自分の個性を一瞬で印象付ける力だ。それは、多くの選手が入り乱れる『ブルーロック』の舞台でも存分に発揮されるだろう。
なにわ男子・高橋恭平
高橋恭平が所属するなにわ男子は、2021年のCDデビュー以降、着実に活動の規模を広げてきた。今年1月には初のドームライブを開催。デビュー5周年を迎えた現在は、5thアルバム『ND⁵』を携えた全国ツアーを展開している。グループ活動と並行して、高橋恭平は俳優としても経験を重ねてきた。映画作品の『なのに、千輝くんが甘すぎる。』や『山口くんはワルくない』では華やかな存在感を活かしてラブストーリーの中心を担った一方、『御上先生』(TBS系)では物語の鍵を握る謎めいた青年を演じ切った。後者のような、感情を大きく見せるのではなく、視線や佇まいから人物の内面を想像させる演技にも昨今説得力が増している。
今回演じる千切は、長い赤髪と端正な顔立ちが印象的な、クールでマイペースな少年だ。原作では、類稀な足の速さを持ちながら、過去の経験から再び全力で走ることを恐れ、自らの武器を封じ込めている役どころ。しかし、潔たちとの出会いをきっかけに、その恐怖と向き合い、再びフィールドを駆ける決意を固めていく。内面に葛藤を抱えて静かに振る舞う姿と、ひとたび覚醒すれば圧倒的なスピードで試合の流れを変える姿。その落差は、華やかさだけでなく、近年は影を抱えた人物も演じてきた高橋と相性がいいだろう。抑制を利かせる表現はもちろんのこと、運動を伴う場面ではなにわ男子のステージで磨いてきた身体の見せ方が活きてくるだろう。
千切は、高橋自身が以前から好きだったキャラクターでもあるという。思い入れのある役に向き合った高橋が、恐怖から解放されていく千切の変化をどのように表現するのか。赤髪をなびかせてフィールドを駆ける姿は、本作を象徴する場面のひとつになりそうだ。























