WOLF HOWL HARMONY『ココニイル / PLEASE』が映す現在地 新たな刺激を力に変え、初の単独ツアーへ挑む4人が語る思い
WOLF HOWL HARMONYが8月19日にニューシングル『ココニイル / PLEASE』をリリースする。リアルサウンドでは、メンバー4人にインタビューを実施。LOVERED(ファンの呼称)への思いをまっすぐに歌った「PLEASE」、新たな一面を見せるロックな楽曲「ココニイル」の制作背景に加え、タイのアーティストグループ・FLIOとのプロジェクト「CLOUD DREAM project by G&LDH」で得た学びや刺激、さらに初の単独ツアーへ向けた思いまで、現在地とこれからの展望を語ってもらった。(編集部)
「CLOUD DREAM project」から得た刺激
――はじめに……RYOJIさん、『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』(Lemino)に参加していた弟のRYUJIさんがデビュー決定ということでおめでとうございます!
RYOJI:おお! ありがとうございます。うれしいです。
――デビューメンバーが発表された日、WOLF HOWL HARMONYのインスタライブではメンバー皆さんでお祝いされていて素敵だなと思いました。
RYOJI:いや~、あたたかいです。家族同然なので。
GHEE:ポイントゲットですか?
RYOJI:ゲットです。
GHEE:やった!
――……何のポイントですか?
RYOJI:僕もよくわからないです(笑)。合わせただけです……。
GHEE:言いたかっただけです(笑)。
――これからも“RYOJIポイント”を貯めていってください。
RYOJI:貯めたところで何もないですけどね(笑)。
――WOLF HOWL HARMONYの活動についての話に移ります。現在、WOLF HOWL HARMONYはタイのアーティストグループ・FLIOとのプロジェクト「CLOUD DREAM project by G&LDH」(以下、「CLOUD DREAM project」)を行っています。公開中の動画では、FLIOのメンバーとともにボーカル・ダンスのレッスンや楽曲制作を行う様子も収められていますが、このプロジェクトで得たものはありますか?
RYOJI:すごく強力な味方、仲間に出会ったなという印象です。僕は、一人の人間として“自分の強みを最大限に活かす”ということが一番大切なことだと思っています。彼らにも、僕らにも、それぞれ誰にも持っていない歌声があって、それはそれぞれにとって唯一無二の武器です。そのことに、彼らと出会って改めて気づきました。一緒に歌う楽曲もそうですが、そもそもこの7人にはすごく可能性がたくさんあると思っているのでこれからが楽しみです。
GHEE:このプロジェクトからは本当にいろいろな刺激を受けています。レコーディングで海外のプロデューサーさんと接することもそうですし、全編英語詞で歌うこともそうです。新たに幅を広げていけている感じがします。それから、FLIOの3人と話していると、日本とタイでやり方はやはりいろいろ違うんですよね。だけど、お互いがお互いをリスペクトして、尊重し合いながら活動できている感じがして、何よりもそれが一番刺激的だなと思っています。
SUZUKI:このプロジェクトは、関わるスタッフさんの数もかなり多いです。規模が大きい分、絶対に成功させたいという思いはどんどん強くなっています。もちろん僕らとFLIOのスペシャルユニットということで、今まで僕たちを知らなかった人たちにリーチできるチャンスでもありますが、LOVERED(ファンの呼称)にこそ、絶対に今配信しているドキュメンタリー番組を見てほしいと思っています。僕らのことを一番近くで見てきてくれているLOVEREDにこそ、僕らがこのプロジェクトに挑戦している意味や、思いが伝わってほしいなと思っています。
HIROTO:僕は違う国で育ち、違う文化がある人たちとここまで親密にコミュニケーションを取ったのは初めてでした。文化は違ってもそれぞれの性格や考えていること――何がうれしくて、何が悲しいのかというのは、みんな近いんだなと感じました。そうしたことを学べるという、すごく大事な経験だと感じます。この「CLOUD DREAM project」でやったことをWOLF HOWL HARMONYの活動に持ち帰ったり、逆にWOLF HOWL HARMONYで経験したことを「CLOUD DREAM project」に活かしたりできているということをすでに感じるので、これからも楽しみながら活動できたらなと思います。
――WOLF HOWL HARMONYに持ち帰って活かしていることは例えばどのようなものなのでしょうか?
HIROTO:一つは英語で歌うことです。そのために発音もたくさん練習させてもらったので、それはWOLF HOWL HARMONYの曲でも活かせています。このように「CLOUD DREAM project」は、より海外を意識した活動をしているので、そのなかで得たものはどんどんWOLF HOWL HARMONYにもっていけたらなと思っています。
「PLEASE」に込めたLOVEREDへのまっすぐな思い
――「CLOUD DREAM project」での挑戦もしながら、WOLF HOWL HARMONYとしてニューシングル『ココニイル / PLEASE』をリリースします。まずは5月20日に先行配信された「PLEASE」について伺っていきます。「PLEASE」ではChaki Zuluさんがメンバーの思いをダイレクトに楽曲に反映されたそうですが、どのような思いを伝えたのでしょうか?
RYOJI:先ほど「CLOUD DREAM project」のお話をしたように、日本中、世界中で活動させてもらっていますが、僕たちとしては、その活動は“LOVEREDと一緒にやっている”つもりです。ですが、それがまだ伝えきれていないなと感じています。例えば海外に行くとLOVEREDが寂しがっているのを感じるんです。僕らとしては挑戦をしにいっているので、「いってらっしゃい!」と言ってほしい気持ちもあります。そういった少しのズレを感じたときに、僕らはLOVEREDへの思いを、ずっと言葉で伝えてきたつもりでしたが、伝えきれていないのかなと思ったので、楽曲でも伝えたいと思いました。LOVEREDの感謝の気持ちを込めた曲を作ろうということで作り始めました。
――Chakiさんと話す場のようなものが設けられた形ですか? それともメールなど文面でお伝えしたんですか?
RYOJI:スタジオで話しました。そこでは歌詞の話だけでなく、「LOVEREDのイメージカラーは赤なので衣装に赤を散りばめたら喜んでもらえるかな」など、「メンバーもそれぞれ色をまとったら」「その場合は何色がいいかな?」などまで話し合いました。僕は青なんですけど、「僕が青色を着たら、僕を推してくれる方は青色を身に纏ってくれるかな」など。そういう細かいところまで話しながらワクワクしていました。
――その場も含め「PLEASE」の制作のなかで思い出したLOVEREDの思い出や、改めて感じたLOVEREDへの思いを教えてください。
HIROTO:オーディション(『iCON Z』第二章)中のポイント審査のことが一番印象に残っています。圧倒的なポイント差でデビューできたのは間違いなくLOVEREDの力なので、僕たちからしたら恩人です。これまでの楽しかったときもつらかったときも、活動の中でずっと隣にいたのがLOVEREDのみんななので、全部がみんなとの思い出ですし、これからも一緒に進んでいきたいなと思っています。
GHEE:武者修行も含めて思い出はいっぱいあるんですが、LOVEREDについて考える中で思ったのは、自分は何のため、誰のために歌っているのかということです。改めて僕たちの歌を聴いてくれる人が一人でもいるなら歌わないといけないという気持ちになりました。
SUZUKI:それでいうと、本当に「PLEASE」は僕らのまっすぐな思いを表現している楽曲です。リリースイベントをやっていると、ちゃんと届いているなというのを、これまでのリリースイベントよりも強く感じるんです。僕らとしても、より伝わるように意識してミニライブのセットリストなどを考えているところはありますが、「PLEASE」を愛してもらっていること、僕らの思いが伝わっていることを目の前で感じられてうれしいですし、胸が温かくなります。
――「届いているのを感じる」ということですが、どういったところから感じるものなのでしょうか?
SUZUKI:SNSで寄せていただくコメントはもちろん、リリースイベントでは直接コミュニケーションを取れるので、その場でいただく反応も大切にしています。何より、リリースイベントは距離が近い分、一人ひとりの表情がよく見えるんです。歌っている途中で表情がふっと変わる瞬間を見ると、「今、この曲が届いたんだな」と実感できます。
――この曲は、LOVEREDとの気持ちのズレのようなものを感じたところからできた楽曲とのことでしたが、そういう意味では、この曲で伝えたいことがちゃんと伝わっているんですね。
RYOJI:そうなんです。音楽ってすごいなと思いました。
SUZUKI:だからこそ、もっともっと届けていきたいです。