BE:FIRST JUNONの誕生日に寄せてーー活躍のフィールドを広げ、存在感を発揮した躍進の1年を振り返る
5月23日、BE:FIRSTのJUNONが28歳の誕生日を迎える。JUNONはグループの中でも“ボーカリスト”というイメージが強いが、この数年でその印象は少しずつ更新されてきているように見受けられる。というのも歌だけでなく、ラップ、俳優、イベント参加などフィールドを広げており、表現者としての多面性が際立ってきているためだ。
歌唱、ラップ、演技、スポーツ......多彩な才能を開花させるJUNON
とはいえ、やはりまずは歌唱力について特筆せざるを得ない。JUNONの歌声の特徴はといえば、透き通るようなクリアボイスと高音だ。ソロ曲「Nova Flame 〜One of the BE:ST-01 JUNON〜」を聴いてみると、終始力まずにスムースに歌っている印象を受けるだろう。また、ミックスボイスを使いこなし、高音パートへの移行もまったく違和感がない。同曲がダンスミュージックでありながらヒーリング効果があるようにすら感じられるのは、そうした発声技術があってこそだろう。さらに、チェストボイスを混ぜてアクセントをつけ、歌に意図的な色付けをしていることも伝わってくる。ちなみに、YouTubeに公開されている「Nova Flame -Special Dance Performance-」ではダンスも披露しており、歌だけでなく身体表現でも魅せられることも証明している。
JUNONの歌声に透明感を感じるのは、その表現方法にもありそうだ。YouTubeで公開されている「Swallowtail Butterfly -Cover- (Apartment Balcony ver.)」を聴くと、それがよくわかる。YEN TOWN BANDの原曲は、ボーカル・Charaの強い個性が前面に出た楽曲。対してJUNONは実にフラット、かつリラックスしたように発声している。シンプルな表現が、彼のクリアな歌声をより際立たせているのだろう。JUNONはBE:FIRSTの楽曲でもこうしたアプローチをすることがあり、激しい楽曲でも特有の清涼感が演出されているのだ。
また、歌唱パートだけでなくラップパートも担当できるのがJUNONだ。『BMSG FES'25』でSKY-HI、Aile The Shota、BE:FIRST・LEO、MAZZEL・TAKUTOとともに披露した「Tiger Style」では、耳心地よい声質はそのままに、アタックを強くしたり、一瞬がなりのような発声を混ぜたりと、いつも以上にパッションを加えたラップを披露。ボーカリストとしての側面とは異なる顔を見せ、“歌もラップもできるアーティスト”として表現の幅広さを示していた。
そんなJUNONは昨今、俳優としても精力的な活動を見せている。2025年12月に公開された映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』で本格的な演技に初めて挑戦。2026年10月30日公開予定の映画『RYUJI 竜二』への出演も発表されたばかりだ。同作は1983年公開の映画『竜二』を43年の時を経てリメイクした作品で、JUNONは柳楽優弥演じる主人公・花城竜二の舎弟・ひろし役を演じる。「個人としては2作目の映像作品で、リメイクというプレッシャーも感じてはいたのですが、周りの俳優さんたちや監督、制作スタッフの皆さんのおかげで、役者としても人としても成長できたと思っております」とコメントしているとおり(※1)、着実に実績を積み、俳優として成長しているJUNONが、今後も活躍していくことは想像に難くない。
さらに音楽や演技に限らず、今年の4月にはサッカー好きアーティストと日本代表レジェンズによるサッカーイベント『THE GAME CENTER -FOOTBALL DREAM MATCH- in Saitama Stadium 2〇〇2』にARTIST UNITEDとして参加したJUNON。彼の活躍を振り返ると、多方面で存在感を放っていることがわかる。28歳の1年間もまた、新たな姿を見せてくれるのだろうか。今後もJUNONの活躍に注目したい。
※1:https://www.culture-pub.jp/ryuji_movie/