GLAY、SUGIZO、HYDE……YouTubeで楽しめる“トーク”の魅力 ファンや同年代のリスナーにうれしいコンテンツ
GLAYのオンラインレギュラープログラム『月刊GLAY』の初回放送が、4月28日にHISASHI(Gt)のYouTubeチャンネル『HISASHI TV』内でスタートした。
『月刊GLAY』で語られる30周年の舞台裏
GLAYのレギュラー番組は、『GLAY EXPO』に向けた進捗などを届けた『GLAY GLOBAL COMMUNICATION』(2001年4月〜6月/フジテレビ系)以来、25年ぶりとなる。YouTubeにはGLAYの公式チャンネルもあるが、あくまでもMVやライブ映像をはじめとした音楽情報発信の場として使用されており、今回始動した『月刊GLAY』はそれとは差別化されるかたちで、HISASHIのYouTubeチャンネルである「HISASHI TV」内で公開された。「HISASHI TV」は、アニソンをギターでプレイする「弾いてみた動画」などがたびたび話題を集めており、年1回お正月にメンバーを迎えた配信が行われるなどで好評を得ている。
初回放送ははTAKURO(Gt)がMCを務めるかたちで始まり、冒頭では同番組がHISASHIの発案であったことなど経緯が説明され、いよいよ「30周年アニバーサリーイヤーを振り返ろう」と題した企画がスタート。30周年に際して、2024年と2025年に行われた、様々な施策をボードにリストアップし、それを見ながらメンバーそれぞれが印象に残る出来事やライブの思い出を語った。
JIRO(Ba)はJAY(ENHYPEN)とのコラボ、HISASHIは『風とロックさいしょでさいごのスーパーアリーナ “FURUSATO”』での怒髪天との対バンなどを挙げ、TAKUROからは『The Millennium Eve 2025』でLUNA SEAとの25年ぶりに対バンをした話題から、LUNA SEA・真矢(Dr)の人柄あふれるエピソードも披露。また、東京ドーム公演『30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE』のMCでも話題になった、HYDEに打ち合わせの時間と場所を伝え忘れた件のなりゆきも明かされた。またTERU(Vo)は小田和正とのコラボを振り返った。
ファンが気になっていたエピソードの真相、ライブの裏側で起きていたこと、さらに今だから言えるクレーム案件など、まるで学生時代に戻ったかのような、仲の良さが垣間見えるトークが繰り広げられ、コメント欄にもその様子をあたたかく見守るファンのコメントが寄せられた。
今回配信された初回放送はメンバー全員でのトークだったが、“音楽×バラエティ”を掲げた番組なだけに、次回以降はバラエティ企画にも期待したくなるほど。今後、どんな内容が展開されていくか楽しみだ。
幅広いジャンルのゲストが登場するSUGIZOのYouTubeチャンネル
こういった音楽活動に限らないアーティストによる、バラエティに富んだYouTube配信は、LUNA SEA・SUGIZO(Gt/Vn)の公式チャンネルでも観ることができる。「Sugizo Tube」と題したコーナーでは、SUGIZOのインタビューやアーティストとの対談、さらに食リポなど多岐にわたり、京都の「天下一品」本店を訪れた回も人気だ。2024年からは「SOUL'S MATE Presents『S.M.CoreTalk』」と題したトークコーナーを展開しており、SUGIZOが様々な分野のトップランナーを招いて繰り広げるトークが好評を集めている。これまでにGLAYのTAKUROやSOPHIAの松岡充(Vo)など交流のあるミュージシャンだけでなく、宇宙飛行士の山崎直子、声優の仲村宗悟、SUGIZOが劇中歌&劇伴を手掛けた映画『V. MARIA』の主演俳優である菊地姫奈とキャストの藤重政孝など、実に幅広いジャンルのゲストを迎えてトークを行い、そこにはSUGIZO独自の視点や切り口が光っている。
海外のファンに向けて発信するHYDE
また、HYDEのYouTubeチャンネルでは、ニコニコチャンネルで配信している「HYDE CHANNEL」のアーカイブ動画に、 英語の字幕を加えたものが公開されている。「HYDE CHANNEL」は、HYDEとキャラクター・EDYH(エディ)が近況やリリース、ライブなど様々なテーマでトークを展開するもの。コメント欄には英語を中心とした外国語でのコメントも多く、海外人気も高いHYDEの施策とファンのニーズがマッチしたかたちだ。日本のファンにとってもHYDEの関西弁の素のトークは貴重で、この動画で改めてファンになったという人もいるはずだ。
これらの動画を観返してみて言えることは、彼らの音楽性はもちろん、トークやキャラクターも魅力的であることだ。誰もがいつでも気軽に観れて、しかも世界中から視聴が可能であるという、非常に汎用性の高いプラットフォームであるYouTube。しかも前述の3者のコンテンツは短くても20〜30分と比較的長いのが特徴であり、もちろんスマホの画面で観てもいいが、パソコンや自宅でテレビに映して、じっくり腰を据えて観るのに向いている。あえてYouTubeを選択した、GLAYやSUGIZO、HYDEらと時をともに過ごしてきたファン、そして同年代のリスナーにうれしいコンテンツ展開だと言える。