TWS「42が太陽になり、星になれるように」 6人であることの意味、同じ時を過ごす奇跡を観て

TWS、6人であることの意味を刻んだファンミ

 TWSが約1年ぶり、日本で2度目となるファンミーティング『2026 TWS 2ND FANMEETING <42:CLUB> IN JAPAN』を神奈川・ぴあアリーナMMにて開催した。4月8日、9日の2日間にかけて行われ、3公演で計3万人の42(ファンの呼称)との絆を深めた本イベント。本稿では、4月9日夜公演の模様を振り返る。

 イベントの幕開けを飾ったのは「HOT BLUE SHOES」。TWSらしい爽やかさとエネルギッシュなパフォーマンスによって、会場は一気に熱気に包まれた。ステージは学校の部室を思わせるセットが組まれており、6人は“運動部長”として登場。しかし、運動部は廃部の危機にあるという。そこで、“運動部連合代表”の古家正亨の進行のもと、新入部員を募るための各部のアピールが開始された。

 まずは、KYUNGMINが部長を務めるバスケ部。「バスケがしたいです!」という名言とともにシュートを決めると、42からも大きな歓声が。さらに、「バスケと言えばステップがとても大事だと思います!」と語り、軽快に縄跳びも披露しながら入部をアピールする。「僕の今日の魅力はセクシーです!」と宣言したHANJINは、射撃部の部長。次々に切り替わるカメラに向かって投げキッスをしたり、上着の肩を下げて素肌を露わにしたりと、42を魅了していく(しかし、銃を使わずにハートを射抜く様子に、古家からは「一度も射撃していなくない?」というツッコミが飛んでいた)。

 DOHOONが部長を務めるサッカー部のアピールタイムでは、KYUNGMINとのリフティング対決が実現。器用にボールを操るふたりだが、結果はKYUNGMINが11回、DOHOONが13回で、見事DOHOONの勝利となった。続いては、JIHOONが部長のテコンドー部。黒帯をしっかりと結んだJIHOONは、自ら振り付けをしたというタットダンスを鮮やかに披露。「僕が守る!」という頼もしい一言に、黄色い歓声が上がった。

 YOUNGJAEが部長の剣道部のアピールタイムでは、ステージに大量のスモークが焚かれ、荘厳な雰囲気に。華麗なダンスを披露したほか、YOUNGJAEの合図で42がライトスティックを一斉に横向きに構えるという試みもあり、会場との一体感を感じさせる。最後は、SHINYUが部長を務めるテニス部。SHINYUは「君の夢をサーブして」とささやきながら、メンバーとともにカメラに微笑みかける。ラケットを手に颯爽とセンターステージへ向かうと、ひよこボールを客席にスマッシュし、会場を沸かせた。

 各部にはシンボルカラーが設定されており、ライトスティックの色によって42の所属部が振り分けられると、各部の部長とのコール&レスポンスが繰り広げられる。もちろん、YOUNGJAE率いる剣道部は、無言でペンライトを横に構える動作で心を通わせた。チームワークがさらに高まったところで「YOU+ME=7942」「Freestyle」のパフォーマンスへ。42の声援も重なり、会場の熱気は一層高まっていった。

 続いて、ふたつのユニットに分かれてのカバーステージへ。まずは、DOHOON、HANJIN、KYUNGMINによる「A-ing♡」(Orange Caramel)。原曲のMVを思わせる赤ずきん風の衣装に身を包んだ3人は、甘い歌声とキュートな振り付けで盛り上げていく。ステージのセットが回転し、入れ替わるようにしてSHINYU、YOUNGJAE、JIHOONがチアボーイ風の衣装で登場。「CHEER UP」(TWICE)を爽やかに歌い上げ、会場のボルテージをさらに引き上げた。

TWS (P)&(C) PLEDIS Entertainment

 スクリーンに映し出された映像では、運動部連合訓練に参加しなければ廃部になるというアナウンスが流れる。再びの廃部危機を乗り越えるため、6人はひとつのチームとして訓練に挑むことに。こうして行われたグループカバーステージで、6人は「Growl」(EXO)、「Rough」(GFRIEND)をパフォーマンス。さらに、「明日も」(SHISHAMO)ではステージを降りて42の近くへ歩み寄り、特別な時間を過ごしていった。

 “訓練”では、指定されたカメラを瞬時に見つけてキーワードに沿ったアクションを行う「行動キーワード」、ピクトグラムから流行のチャレンジを当てる「ピクトグラムチャレンジ」、6人で協力しながら100秒以内に3つの種目をクリアする「100秒リレーゲーム」が行われた。持ち前の瞬発力と高いダンススキルで前半2つのミッションを難なくクリアするも、「100秒リレーゲーム」はあえなくタイムオーバーに。2回目でなんとか成功を果たし、合計60個のサインボールを手に入れた6人は「GO BACK」を披露。歌唱中に42へサインボールをプレゼントしていくメンバーの顔には、弾けるような笑みが浮かんでいた。

 再び流れた映像には、「この6人で一緒にいることが楽しい」と気づいたメンバーの姿が映し出される。それぞれ違う運動部の部長を務めていた6人は、互いに刺激を受け、協力し合うなかで、本当にひとつのチームとなったのだ。そして、ステージで披露されたのは「All the Possibilities」。JIHOON、YOUNGJAE、DOHOONが作詞に参加した新曲で、JIHOON曰く「望むものなら何にでもなれるというTWSの自信を込めた」という。モダンなダンストラックに乗せてしなやかに踊りつつ、力強いメッセージを届けた。

TWS (P)&(C) PLEDIS Entertainment

 「Countdown!」を経て、SNSで“アンタルチャレンジ”が大きく話題となっている「OVERDRIVE」をにぎやかに披露し、本編は締めくくられた。ここまで、完全無敵のエンターテインメントだ。彼らがステージに戻ってくるのを42が「hey! hey!」を歌いながら待っていると、次の瞬間に6人がアリーナに登場。昨年7月にリリースされた日本デビューシングルの表題曲「はじめまして」を42のすぐそばで届けていく。楽曲が終わったかと思われたその時、再びサビが流れ出すと大量の紙飛行機が舞い上がった。これは実は本イベントの入場の際に配られていたもので、42からTWSへのサプライズなのだ。「感動です!」「びっくりしました!」と驚きを隠せない6人。宙を舞う紙飛行機を見つめながら、時折そこに綴られたメッセージを読みながら、感慨深い表情を見せていた。

 ラストの曲を前にした挨拶で、SHINYUは「42が太陽になり、星になれるように、僕たちTWSが素敵な空を準備します!」とメッセージを送った。4月27日(日本では5月4日)発売の5thミニアルバム『NO TRAGEDY』のリリースも控えているTWS。ますます結束力を高めた彼らの未来はきっと、きらきらと輝いたものになっていくのだ。最後に、あらためて6人はファンソング「Here For You」で感謝と「あなたのためにここにいる」という想いをまっすぐ歌い届けていく。「これからも6人と42で同じ時間を紡いでいきたい」――そんな彼らの純粋な願いが見えた気がした。

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