CLASS SEVEN「僕らは僕らなりにちゃんと成長している」 迎えた変化の季節と“らしさ”100%のあり方

昨年7月にTOBEよりデビューしたCLASS SEVEN。彼らの2ndシングル『心にキスをした』が、4月6日にリリースされた。
リアルサウンドでは今作についてと、デビュー以降の活動を振り返る形で7人に話を聞かせてもらった。デビューから約9カ月間、ライブ出演やリリースイベントなど多くの経験を重ねてきたことで、歌への向き合い方や心境にも変化があったという。CLASS SEVENはまだ成長途中。さらなる可能性を秘めたグループの現在地をここに刻むとともに、7人のリアルな想いを受け取ってほしい。(かなざわまゆ)
ファンとの関係性、メンバーとの関係性
――前回のインタビューは昨年のデビュー直前のタイミングでしたが、9カ月ほど経って心境としてはいかがですか?
近藤大海(以下、近藤):変わったか変わってないかと言われたら、変わったよね?
大東立樹(以下、大東):うん、変化はあったよね。わかりやすいところだと、ポジティブに頑張りたいと本音の部分で思えているところが、デビューからのいちばんの変化ですね。
――そういう「ポジティブに頑張りたい」という気持ちが生まれたのは、具体的にはどんな時だったんでしょうか?
横田大雅(以下、横田):ファンの方を思った時ですかね。自分たちが楽しんでいなかったり、やる気がなかったりしたら、観ている方は絶対に気づいてしまうと思うので。応援してくださる方がいることで、意識が上がったと思います。
髙野秀侑(以下、髙野):前回の取材の時は、まだ『to HEROes ~TOBE 2nd Super Live~』ぐらいでしかファンの皆さんに会えていなかったんですよね。それからいろいろなライブに出演させてもらったり、1stシングル『miss you』のリリースイベントで握手会をやったり、ファンクラブ動画を撮ったりしていくなかで、ファンの皆さんのことを自然と考える機会が増えていきました。
――特に、リリースイベントはファンの方と直接触れ合える機会だったかと思いますが、どうでしたか?
近藤:直接声をかけていただけるのは、やっぱり全然違いましたね。応援の言葉以外にもいろいろなことを僕たちに話してくださって、ファンの方が笑顔になってくれるのを近くで見られたことも、嬉しい機会でした。
大東:僕はダメ出しをいただきましたよ、「喋りすぎ!」って(笑)。楽しくなっちゃったんですよね。
星慧音(以下、星):ファンの皆さんから言葉をもらえる機会って、普段はSNSのコメントばかりなので。「頑張ってね!」という言葉も直接いただけるだけでとても嬉しい気持ちになりましたし、元気づけられました。今度は僕たちがいろんなパフォーマンスで返していきたいと思いましたね。

――握手会となると、ライブの時とはまったく距離感が違いますもんね。ほかにも大きなトピックで言えば、初のテレビ冠番組『はじめまして!CLASS SEVENです』(フジテレビTWO ドラマ・アニメ)もありました。
高田憐(以下、高田):振り返ってみると濃い9カ月間でしたね。『はじめまして!CLASS SEVENです』は初めてのバラエティで、最初は本当に何もわからなくてぎこちない感じだったんですけど、「こういう性格なんだ」「こういう面もあるんだ」というメンバーの知らなかった部分がわかったりして、本当に貴重な時間でした。
髙野:最初の撮影の時、オープニングを撮り直さなかったっけ?
高田:撮り直したね!
髙野:全員緊張しすぎていて、最初に撮った映像が……もう地獄みたいだった(笑)。
大東:そんなこともあったね(笑)。僕はメンバーに「今大丈夫だった?」ってこまめに聞くようにしていました。自分を客観的に見るのって難しいじゃないですか。そうやってまわりに聞くのが、僕にとってはすごく大事な時間なんです。ちょっとやりすぎていたらメンバーは本音で教えてくれるので、ありがたいですね。メンバーだけでなく、ファンの方も教えてくれますし――今、大丈夫? 喋りすぎていない?
高田:うん、大丈夫!
全員:(笑)。
「今の自分に必要な曲」「世界の人に聴いてほしい」――2ndシングル解説

――いい雰囲気ですね(笑)。2ndシングル『心にキスをした』には、全6曲が収録されています。いちばん好きな曲をひとりずつ教えてください。
星:僕は「Sweet Secret」です。6曲のなかでは特に色気が出ている曲かなと思っていて。大人の方々にも響くような楽曲だと思うので、聴いてぜひギャップを感じてほしいです。
近藤:中学3年生があの歌詞を歌っているんだもんね。リリースされる時には高校1年生か。
髙野:それでも高1だもんね。
大東:歌詞もちゃんと理解していて大人だよね! あと「Sweet Secret」といえば――。
星:初めてラップにチャレンジしています! ぜひ聴いていただけたら嬉しいです!
近藤:僕は「手に手を」がいちばん好きです。みんなの歌声もきれいですし、メロディもゆったりとしていて日常を感じるというか。僕は落ち着いている曲が結構好きなので、「手に手を」は初めて聴いた時から早くレコーディングしたいなと思っていました。あと、この曲は「一緒に手と手を合わせてお互いに歩んでいけたら」という、ファンの方と僕たちの関係性を表している曲でもあるのかなと思っています。
横田:僕も「手に手を」です。この曲の背景も踏まえて、聴く前と聴いた後でいちばん心を動かされたなという印象がありました。自分がそう思うということは、ほかの人が聴いた時もそうなんだろうなと思うので、聴いた人の心を動かせることができるようにと思いながら歌いました。
大東:僕は「#LoveToLove」です。作家さんからのコメントに「『恋は世界を変えるのではなく、世界の見え方が変えていくもの』というメッセージを歌詞に込めています」とあって、そこに感化されましたね。僕は「世のなかを変えてやろう」と日常的に思ってはいるんですけど、「最近はそれだけではダメだ」というふうにも思ったりして、視点をいっぱい増やしたいと課題に感じていた部分もあって。この曲の歌詞を聴いたり感じたりして、率直に今の自分に必要な曲だと思いました。あと、掛け声があるので皆さんと一緒にやりたいです。ライブで絶対楽しい曲です!

高田:僕は「水面張力。」です。大人っぽい曲だなと思いましたし、メロディも大好きで。ノリやすくて、どこで聴いていても曲に入りこんじゃう気がしていて、電車のなかで聴いていても、自然と体が動いちゃいます(笑)。みんなの歌い方も熱くて、一人ひとりの個性のある歌声を聴いているだけで、僕自身も熱くなっちゃうんですよね。
中澤漣(以下、中澤):僕は「シナモンシュガー」です! この曲は、歌詞がドラマチックだなと思いました。シナモンとシュガーって、辛さと甘さで対極の存在じゃないですか。それが混ざり合うことってなかなかないと思うんですよ。でも、ちょっとした奇跡でそれが混ざり合って、深いものになっていくというテーマがすごくいいなと思いました。シナモンは香辛料なので攻撃的なイメージがあるじゃないですか。それが「自分みたいだ」と言っている切ない歌詞があるんですけど、つまり、劣等感を抱いている自分のもとに、そんなイヤなところを紛らわしてマイルドにしてくれるシュガーのような存在が現れて、ちょっとした奇跡で混ざり合って深いものになっていく――そういう意味なんだと気づいた時に「めっちゃいい歌詞だ!」と。何気ない日々が奇跡だということも歌われていて、“奇跡”という言葉がこの曲のキーなんだと思いました。
大東:すごい、深い!
星:作者かと思った(笑)。
髙野:1曲かあ、迷うな……。僕は「心にキスをした」が好きなんですけれども……正直、6曲とも全部1位なんですよね。
大東:でも、本当に好きなのは?
近藤:秀侑からお話しするとなっていたら、どの曲を挙げていた?
髙野:えっと……「手に手を」……。
近藤:「手に手を」、ふたりすでにいたもんね!
大東:バランスを考えてくれたんだね。
髙野:でも、「心にキスをした」も本当に好きなので!
――2曲言っていただいて大丈夫ですよ(笑)!
髙野:「手に手を」は、気持ちがあたたかくなれる曲で、世界の人に聴いてほしいし、たくさんの人に届いてほしいと思います。「心にキスをした」は、CLASS SEVENらしさ100%みたいな曲で。シングルの表題曲ということもありますけど、「CLASS SEVENってどういうグループですか?」と聞かれたら「まずはこの曲を聴いてみてください!」と言えるくらい、CLASS SEVENらしさが詰まっている曲です。
大東:たしかに! 疾走感とか、青春の感じもそうだよね。
髙野:あたたかさ、まっすぐさ、情熱が感じられる曲なので、ぜひ聴いてほしいね。



















