KAT-TUN、“航海”を終えてもなお見つかり続ける新しい魅力 サブスク解禁を機に聴きたい意外な一曲
2025年11月8日に、24年という長きにわたる航海を終えたKAT-TUN。そんな彼らが、デビュー20周年の節目となる2026年3月22日に楽曲をサブスクリプション配信を開始。シングル29作品、アルバム13作品が一挙に配信され、すでに配信済みの楽曲と合わせて、全312曲がサブスクリプションで聴くことができる。
2006年3月22日にデビュー曲「Real Face」で華々しくデビューしたKAT-TUN。楽曲は、作曲を松本孝弘(B'z)、作詞をスガ シカオが手がけたことでも大きく注目を集めた。アイドルでありながらロックの曲調を歌いこなす姿は当時としてはセンセーショナルで、“KAT-TUNらしさ”を世間に対して示すことになった。
「Real Face」は、グループの変遷を遂げる中で、2018年に「Real Face#2」(シングル『Ask Yourself』に収録)として、亀梨和也、上田竜也、中丸雄一の3人体制で再構成するなど、変化していくグループとともに歩む曲でもあった。音楽番組でも長く歌い続け、「KAT-TUNといえば」で誰もが思い浮かべる、名刺代わりの楽曲として浸透した。
また、2016年リリースのベストアルバム『KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY BEST “10Ks!”』では、「Real Face」の一節も盛り込まれたアンサーソング的楽曲、同じくスガ シカオが手がけた「君のユメ ぼくのユメ」が収録されるなど、音楽面からも楽しみを与えてくれるグループだ。
このほかにも、多くのロックチューンをリリースしてきたこともあり、ロックなパブリックイメージが根強いものの、カップリング曲やアルバム収録曲では、また違った表情を見せてきた。今回は、“ギャップ”を軸にKAT-TUNの楽曲をいくつかピックアップしてみたい。
エールソングではKAT-TUNらしく背中を押す
亀梨がベースボールスペシャルサポーターとして出演中の『Going! Sports&News』(日本テレビ系)では、初代テーマソングに起用された「Going!」(2010年)を筆頭に、〈叩きこめSTANDSへ〉〈今 18m44cmにBATTLE〉とストレートな描写を盛り込んだ「DIAMOND」(2011年)など、数々のエールソングが生まれており、亀梨のソロ曲も交えながら番組を華やかに、そして力強く彩った。また、配信限定シングル「CRYSTAL MOMENT」(2022年)は、日本テレビ系2022冬季スポーツテーマソングに起用され、エネルギッシュかつ、凜とした雪の煌めきを振りまくようにして熱き冬の大会を彩った。
また、「Peak」(2007年)もKAT-TUN“らしさ”の密度がより高い一曲。夢を追う者を肯定するような歌詞で、〈無駄なことなんて何もないさ 答えは後からついてくるのさ〉と、自分を鼓舞するようにして響くフレーズも印象的だ。「PERFECT」(2011年)も、〈人と比べながら生きてもしょうがない〉〈回り道でも一番前〉と、ストレートな歌詞と誰もが口ずさみやすいフレーズで、より身近なエールソングとして響く。「僕らなら!」(2019年)も疾走感にあふれるロックチューンがKAT-TUNらしく、パワーをもらえる一曲だ。






















