OSHIKIKEIGO、SHOW-WA&MATSURI、Jonah、AislE……4月ドラマで初主題歌を手掛ける今年の注目株
タイアップの楽曲制作について、「刺激的な体験だった」という旨を語るアーティストは多い。テーマや方向性を指定されるケースが多いタイアップは「制約がある」とも言えるが、それは必ずしも不自由を意味しない。タイアップの対象のイメージを踏まえるのが、新しい作風の扉を開く絶好の機会となる場合が多々あるからだ。そして、ドラマ主題歌も、まさしくこれに該当する。4月からスタートするドラマ主題歌の数々もそうなのだろう。本稿では、初めてドラマ主題歌を担当する新鋭たちに注目していきたい。
OSHIKIKEIGO「ReTake」
2024年から始めたSNSへの楽曲投稿で注目を集め、翌年の4月にメジャーデビュー。TVアニメ『フェルマーの料理』オープニング主題歌「メイラード」でリスナー層を広げたOSHIKIKEIGO。デジタル機材を活用し、緻密な計算に基づいて楽曲を構築しつつも、人力サウンドのフィーリングも共存させる表現を彼は確立している。ドラマ『君が死刑になる前に』は、過去にタイムスリップした登場人物たちが、連続殺人の真相を追う物語。後に「殺人犯」とされる人物と出会い、抱くことになる「信じたい」という心情に焦点を当てたのが、主題歌の「ReTake」だ。明確な根拠に基づくわけではない「願望」という曖昧さに宿る温かさ、尊さの描写は、論理性で裏打ちしながら心の機微を音に託す彼の作風と重なる。
Jonah「長方形の私」
次世代バンド・グローバルアーティストの発掘・育成に向けたオーディション『Catching Wave Audition 2024』を経て、同プロジェクトのレーベル「Scrum Wave Music」から2025年1月に第1弾シングル「エコー」をリリースしたシンガーソングライター・Jonah。『失恋カルタ』のオープニング主題歌「長方形の私」は、タイトルにも含まれている「長方形」が主要なモチーフ。4つの角と辺がすべて等しい正方形ではなく、辺の長さが異なる長方形。強さの度合いが互いに等しいとは限らない愛情、互いに足りないところを補い合いながら幸福を形作る関係性など、恋愛にまつわる様々な事柄を長方形のイメージと重ね、透明感のある穏やかなトーンの歌声で表現している。


















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