全員10代の日本人グループ・VIBY、プレデビュー日に武道館公演発表 BTSなど見出した審美眼が選ぶ5人への期待

VIBY、武道館公演発表

 BTSやTOMORROW X TOGETHERら数多くのグローバルスターを発掘/新人開発したキム・ミジョンが手掛ける、全員10代の日本人5人組ボーイズグループ・VIBYが、3月25日に東京・Billboard Live TOKYOでプレデビュー発表会を行った。

 キム・ミジョン自ら日本全国を渡り歩いて発掘し、韓国でトレーニングを積んできた新星が、ついにカメラの前で初パフォーマンスを披露――。その期待の大きさを示すように、会場には多くの取材陣が駆けつけた。

“初めまして”なのに懐かしい、青春を呼び起こすステージ

 披露したのは、3月18日にプレデビュー曲としてリメイクされたCrystal Kayの名曲「恋におちたら」。映画監督の岩井俊二監督が初々しい姿をカメラに収めたMVは、公式YouTubeチャンネルに公開されると1週間で1000万回再生を突破するなど大きな話題を集めている。

VIBY '恋におちたら' MV

 大きな期待はプレッシャーを生むものだが、ステージに飛び出してきた5人は、スポットライトを浴びながらお互いに目を合わせてニッコリと微笑み合う。そのピュアな笑顔で一気にステージを自分たちのものにしていった。学生服を彷彿とさせる衣装が彼らのフレッシュさを一層引き立て、ハイタッチや肩組みなどハツラツとしたパフォーマンスに、見ている側も自然と笑顔になる。さらに、ステージの前へと出ていったIOをメンバーが「こっちこっち!」と手招きする寸劇のような振り付けにも、思わずクスッとさせられた。初々しさがありながらも、その実力は確かなもの。RENKIの歌い出しや、IOのラップにも、これが初披露とは思えないほど安定感がにじんでいた。RYOHAはソロダンスの見せ場もあり、KOTAROのステップは体重を感じさせない軽やかさだ。また、美容好きを自称するAKITOの表情管理も完璧だった。

VIBY
左からKOTARO、AKITO、RENKI、IO、RYOHA

 「恋におちたら」のリリースは、2005年。当時、このメンバーは全員生まれていなかった。そう思うと、世代を超えて歌い継がれる本曲の魅力を再確認させられる。“初めまして”なのに、どこか懐かしい。彼らのパフォーマンスを見ながら、甘酸っぱい青春の香りが蘇ってくる、と感じた大人も少なくないだろう。これこそが、VIBY=“Voyage Into Bright Youth(輝く青春の旅路)”の魅力なのだと、実感できるステージだった。

VIBY

 パフォーマンスを終えたメンバーの挨拶では、リーダーのIO(19歳)が「作詞作曲にハマっているので、将来自分たちの曲を書くことができたら」と夢を語れば、キックボクシングを8〜9年やっていたという副リーダーのRENKI(18歳)が「辛いことから逃げない忍耐力には自信がある」と硬派なコメントも。

IO(撮影=リアルサウンド編集部)
IO
RENKI(撮影=リアルサウンド編集部)
RENKI

 続いて、「スイーツ、お洒落、スキンケア、映画、アニメ……と好きなものがどんどん増えている」と多趣味っぷりを披露したのはAKITO(18歳)。「石川県出身、田んぼに囲まれて育ちました! メンバーのなかでも1番明るい性格」と愛くるしい笑顔で会場を沸かせたのは、RYOHA(16歳)だ。そして、ダンスと絵が得意なしっかり者の末っ子・KOTARO(15歳)は「将来的にはVIBYのアルバムデザインを手掛けたい」と頼もしい表情を浮かべた。

AKITO(撮影=リアルサウンド編集部)
AKITO
RYOHA(撮影=リアルサウンド編集部)
RYOHA
KOTARO(撮影=リアルサウンド編集部)
KOTARO

 そんな個性豊かな彼らのもとに、岩井監督からも「のびやかに、しなやかに、どこまでも羽ばたいていってほしいなと思います」とお祝いのメッセージビデオが届いた。MVは、東京に加えて、IOの京都、RENKIの兵庫、AKITOとKOTAROの北海道、RYOHAの石川と、それぞれの出身地でロケを実施。撮影時には岩井監督と格闘技の話をしたり、ゴーカートに乗り合ったりと親睦を深めながら自然な彼らの表情を収めていった。

VIBY

 さらに、「おめでとうございま〜す」とビブラートの効いたお祝いの発声を披露したのは、なんと「応援したいなと思って」と駆けつけたCrystal Kayだ。VIBYのパフォーマンスについて「初披露とは思えない、チームワークもバッチリで素敵でした!」と大絶賛。そんなCrystal Kayのライブに招待されたというVIBY。RYOHAが「楽しくて、ずっとこのステージを見ていたいっていう気持ちになりました。僕たちのライブもそういう“ずっと見たい”と思われるライブにしたいと思いました」と感想を述べると、Crystal Kayが「かわいい〜!」と思わず頬を緩める。

VIBY

VIBY

ファンクラブ解説、冠番組スタート、そして日本武道館へ──!

 続いて、発表会ではVIBYのこれからはじまる“旅”の目的地が次々と発表された。まずは、3月25日よりオフィシャルファンクラブ『TOMO(トモ)』がオープン。そして、ABEMAにて約3年間の成長記録に密着した番組『VIBY 1329 The night before debut』#0(毎週水曜最新話更新)も配信スタートした。

IO(撮影=リアルサウンド編集部)

AKITO・RYOHA(撮影=リアルサウンド編集部)

 さらに、4月8日に1st デジタルシングル「Mi*light」配信リリース、5月13日に2nd デジタルシングル「HANAMARU」配信リリース、6月24日に1st CD シングル『Miracle:The First Light』と怒涛のリリースラッシュが控えていることも発表された。

 ところが、それだけではなかった。メンバーにもサプライズとなったのが、8月31日の日本武道館でのデビューショーケース開催決定の発表だ。スクリーンに映し出された情報に、メンバーから「ええっ!?」と思わず驚きの声が漏れるほど。IOは「頭が混乱してるんですけど」と戸惑いながらも、「その前に出た2曲(「Mi*light」、「HANAMARU」)も練習しているので、そこにも注目していただき、日本武道館でいいステージを見せられるように頑張るので、応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

VIBY

 発表会後、囲み取材に応じたキム・ミジョンが改めてこの「Rii.MJ」の始まりについて振り返った。日本での人材発掘に可能性を感じていたこと。RENKIとの出会いをきっかけに、本気で取り組むことになったこと。しかし、その当時はまだプロジェクトがなく「待っていて」と指切りで約束を交わしたこと。いざプロジェクトが動き出してからも彼らの成長が当初の想定よりも驚異的で、何度もプランを変更しながらこの日まで到達したこと。そして、彼らならこれまで数々の日本人アーティストが打ち立ててきた記録を塗り替えられる存在になるという期待も……。

 そんな彼らの歩みを見つめてきたキム・ミジョンから見て、今日のプレデビュー発表会のパフォーマンスは「すごく頑張ってたんですが、私の期待が高いので……」と温かくも妥協のない視線が垣間見える一幕も。「メンバーたちも緊張していて、私も緊張していますが(笑)、もう少しリラックスした状態で上手くやってくれたらな」と続けた。

 大きな夢を見つめながら、誠実に成長していくであろうVIBY。その過程を楽しめるのも、彼らを応援する醍醐味だ。そんな青春の日々をともにするという意味でも、ファンはこの旅路における“もうひとりの主人公”とも言える。数々のグローバルスターの発掘に携わってきたキム・ミジョンの想像をはるかに上回るスピードで結果を出してきた彼らなら、きっと誰もが驚くような景色まで連れて行ってくれるはずだ。その楽しみを存分に味わうためにも、これからのステージをひとつも見逃せない。VIBYが踏み出した新たな旅路を、ともに歩む日々が、いま始まる――。

VIBY

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