二宮和也、藤原丈一郎らが見せる野球愛に満ちた活躍 『WBC』をより熱くするアーティストの姿

 3月5日に開幕した『2026 ワールドベースボールクラシック』(以下、『WBC』)。連覇を目指す野球日本代表“侍ジャパン”には、大谷翔平や山本由伸らスターが集結。東京プールが行われる東京ドームも、大きな熱気に包まれるはずだ。世界の強豪が火花を散らし、新たな名シーンが刻まれる瞬間を見逃すわけにはいかない。

 そして、この熱狂をさらに加速させるのは選手たちだけではない。普段、数万人の観客に“推される側”であるアーティストたちが、今度は“推す側”として大会を後押しするのも大きな見どころだ。音楽と野球が交差することで生まれる特別な高揚感。今回は、そんな『WBC』を彩るアーティストたちにフォーカスし、その活躍も含めて大会を存分に味わっていきたい。

不朽のアンセムを稲葉浩志が情熱的な応援歌に

 全試合を配信するNetflixでは、Netflix大会応援ソングとしてB'zの稲葉浩志が「タッチ」をカバー。日本の音楽シーンを走り続けてきた唯一無二の歌声と、何十年にもわたり野球シーンを盛り上げてきた名曲とのコラボレーションは、まさに日本を代表する応援歌といえる。

 2月13日に公開されたスペシャルムービーでは、選手たちの眼差しや動きと歌詞が連動する細やかな作り込みが光る。この歌を聴いてテンションが上がらない人などいるのだろうか、と思わずにはいられない粋な仕上がりだ。東京プール最終戦となる3月10日の日本対チェコ戦では、稲葉がライブパフォーマンスを披露することも決定。「痺れる戦いに身を投じる選手、監督、そしてそれを見守るファンの皆様、それぞれの思いがさらに膨らんでいく曲になりますように」(※1)という稲葉のコメントの通り、会場のボルテージを一気に引き上げてくれるに違いない。

『2026 ワールドベースボールクラシック』|Netflix 大会応援ソング|稲葉浩志「タッチ」|スペシャルムービー

二宮和也はファンと“同じ目線”で見守るスペシャルリポーターに

 Netflixの『WBC』スペシャルサポーターに就任したのは、嵐の二宮和也。幼少期からの読売ジャイアンツファンとしても知られる二宮は、就任コメントで「情報を届けるだけでなく、楽しみにしている皆さんと同じ目線で観戦することが醍醐味」と語った(※2)。視聴者の“隣”に立とうとする姿勢が、いかにも彼らしい。「それが一番の応援になると信じ、皆さんと一緒に大会を盛り上げたい」という言葉にも、長年ファンに支えられてきたアイドルとしての実感が滲む。応援する側と応援される側、その信頼関係を知るからこそ出てくるメッセージだろう。

 そんな二宮ならではの視点が光ったのが、第2回大会(2009年)で侍ジャパンを世界一へと導いた原辰徳前監督との対談動画だ。「監督就任は誰から言われるのか」「重圧はどこで感じるのか」といった率直な問いは、単なる進行役ではなく、一人の野球ファンとして本気で向き合っていることを感じさせる。言葉の端々から伝わる熱量が、スペシャルサポーターとしての存在感をいっそう際立たせていた。『WBC』を盛り上げる“継承”の印として原からピンバッジを渡されて瞳を輝かせていた姿も、印象的なシーンだ。

#3 侍ジャパン監督 世界一への重圧: 原辰徳x二宮和也 | 2026 ワールドベースボールクラシック

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