日本語ポップスで証明される強さ UNIS、メンバー独占コメントで紐解く――ヒットの理由と「幸せになんかならないでね」
韓国を拠点に活動する8人組ガールズグループ・UNISの新曲「幸せになんかならないでね」が、日本のリスナーのあいだで支持を広げている。リリース直後からSNSでは視聴リアクションやショート動画が多数投稿され、「#幸せになんかならないでね」や「#んまんまダンス」のタグ付き動画がファンの手によって多く生み出されているのだ。リリースから5日間でSNS上の再生回数は1000万回を突破。SNSを中心にバズが生まれていることが裏付けられている。
ダンス動画とは別軸でもうひとつバズを起こしているのが、歌詞だろう。本曲のMVのコメント欄には「歌詞が心に刺さる」「ずっとリピートしている」「歌い方もスタイリングもJ-POPみがあって好き」といった“言葉の響き”にフォーカスした反応も多くみられる。さらに「#んまんまダンス」というハッシュタグは、最初は「んまんま、うん、うん」というフレーズに合わせたダンス動画が多い印象だったが、サビのパートを歌って踊る動画が数を増すなど、枝葉を広げている。リズム、ダンス、そして日本語の歌詞という3点が同時に機能している点は、本作のバズを読み解くうえで見逃せない。
UNISは、オーディション番組『UNIVERSE TICKET』(ABEMA/SBS)から誕生したグループだ。ルーツはK-POPシーンにあるが、日本でリリースする楽曲については、一貫して“日本語ポップス”=J-POPを強く意識した制作を行っている。
1stシングル「もしもし♡」がHoneyWorksプロデュースによるものだったのに対し、「幸せになんかならないでね」は、シンガーソングライター・コレサワによるもの。コレサワは、“恋愛”や“自己肯定”を表現させたら、抜群の説得力と間口の広いリアリティーを発揮するシンガーソングライターだ。
「初めてこの曲を聴いた時、すぐにコレサワさんの曲だと気づきました! とてもかわいらしく、最初からインパクトのある歌詞とメロディで、本当にかわいいと思いました」(KOTOKO)
「初めて聴いた時、本当にかわいい曲だと感じました。メンバーにもとても似合っていると思いますし、まるでビデオゲームの世界にいるような感覚になれて、すごく気に入っています!」(ELISIA)
コレサワは、ちょっとした“毒っ気”を“かわいらしさ”に変換できる天才だ。本曲でも恋愛の独占欲を“かわいい”に変換する天才ぶりが発揮されており、UNISのメンバーも歌詞の意味や魅力をしっかり理解している。だからこそ生まれる説得力がある。メンバーには、それぞれに好きなフレーズがあるそうだ。
「〈幸せになんかならないでね あたし以外の女の子と〉です。歌詞の内容そのままに『UNISではない他の人はダメ!!』という、ファンのみんな(エバーアフター)に伝えたい気持ちが込められているので好きです」(HYEONJU)
「〈生まれつきのこの可愛さを/君はどんな愛で受け止めるつもりなの?〉です! 自信満々な感じの歌詞がとてもかわいいなと思ったからです」(NANA)
「私は〈チンチャ チンチャ チンチャ ホント〉の部分が、日本語バージョンと英語バージョン〈mwah...〉で、どちらも響きが繋がっていて面白いです。また、ELISIAとSEOWONの〈えーん〉というパートは、振り付けで全員がその方向を見るポイントになっているので気に入っています」(GEHLEE)
「〈朝起きた時/あたしで良かった/そう思うのは君のせい〉です。恋をしている女の子の気持ちを、こんな風に表現することができるんだという驚きと、その表現の仕方がとてもかわいくて好きです」(KOTOKO)
「私は自分のパートの〈生まれつきの/このかわいさを/君はどんな愛で受け止めるつもりなの?〉です。私のかわいさをどんな愛で受け止めてくれるのか、という歌詞がとても気に入りました」(YUNHA)
「好きなフレーズは本当にたくさんありますが、私とSEOWONの〈えーん〉パートがかわいいので気に入っています」(ELISIA)
「最後にみんなで〈mwah...〉とする部分。メンバー全員が投げキスの動作をするのですが、みんなでやるとすごくかわいいですし、表情も全員とてもキュートで好きです」(YOONA)
「最後に笑い声が入っている部分がいちばん好きです。練習中もみんなでずっと真似して、本当に楽しかったです」(SEOWON)
K-POPグループでありながら、日本語ポップスとしての感情の置き方をここまで丁寧に掘り下げている点は、UNISの大きな強みになった。8人それぞれの声質が持つ透明感や柔らかさが、恋心を多層的に描き出し、「幸せになんかならないでね」を日常の会話のように、立体的なイメージに押し上げている。UNISは確かにK-POPグループだが、日本リリースの楽曲に関しては、紛れもなくJ-POPとして聴かれている。これはUNISのメンバー8人が楽曲をしっかりJ-POPとして解釈しているからだろう。実際に、藤井 風やMrs. GREEN APPLEをよく聴くとも話している。
サウンド面では、TeddyLoidとCarlos K.によるアレンジがリズムの中毒性を生んでいる。楽曲の要所で挿入されるブレイクもいいフックになり、聴き手はこの曲のリズムの虜になる。一方で、メロディは日本語の語感を大切にした形になっており、言葉がリズムに埋もれることなく、意味とともにしっかり耳に届く。
「『また、とてつもなくかわいい曲が誕生するんだな』と思いました。楽曲が本当に可愛くて中毒性がある点がよかったです」(SEOWON)
「聴いているとずっと聴きたくなるような、中毒性のある曲だと感じました」(YUNHA)
この“聴き続けてしまう感覚”こそが、本曲のヒットの最大の要因だと考察する。明瞭な日本語で、揺れる恋心を放課後のおしゃべりのように、楽しそうに届けるUNIS。この“放課後のおしゃべり”を彷彿させるキュートさが、UNISにぴったりハマっている。
「UNISならではのはつらつとして、爽やかな魅力が強みだと考えています!」(NANA)
「私たちのチームの強みは、お互いを自然に満たし合っている点。それぞれが異なる雰囲気と魅力を持っていますが、一緒にいる時、それがより大きく輝くように感じます。また、感情も素直に分かち合い、お互いにたくさん頼り、応援し合えるので、いつも力になっています」(GEHLEE)
「2026年は、アメリカとラテンアメリカでのツアーが予定されています! さまざまな国のファンの皆さんに会える時間になると思います」(HYEONJU)
2026年は初のアメリカツアーに挑戦するなど、グローバルグループとしての活躍がより期待されるUNIS。1月28日には「幸せになんかならないでね」のEnglish ver.「mwah...」もリリースされたばかり。『2026 UNIS 1ST TOUR : Ever Last』も始まる今、彼女たちが世界でどのようなパフォーマンスを見せるのか、そしてどのような旋風を巻き起こすのか、とても楽しみだ。
■リリース情報
English ver.『mwah...』
配信中
配信URL:https://nex-tone.lnk.to/Q0Dm37Tk
JAPAN 2nd Digital Single『幸せになんかならないでね(mwah…)』
配信中
配信URL:https://nex-tone.lnk.to/uYSDvr
UNIS 日本オフィシャルサイト:https://www.unv-jp.com/ja/home
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