Mrs. GREEN APPLE、[Alexandros]、UVERworld、RADWIMPS……周年を迎えたバンドが“ライブ”で示す想い
アーティストにとって活動の節目であり、これまで経てきた道のりをファンとともに祝うべく精力的な活動を展開するアニバーサリーイヤー。2025年は多くのバンドがデビューのメモリアルイヤーを迎えており、今週末は各地で周年バンドがライブを開催する。
UVERworld
2000年に滋賀県で結成し、2005年にシングル『D-tecnoLife』でメジャーデビューしたUVERworldは、今年結成25年&メジャーデビュー20周年のダブルアニバーサリーイヤーを迎えた。これまでも逆境をバネに数々の偉業を達成し続けてきたUVERworld。その20年の歴史は、まさに“挑戦の歴史”だと言ってもいいだろう。
今年は2月から3月にかけて全国のライブハウスを中心に巡るツアー『UVERworld LIVE TOUR 2025 ~EDGE POINT~』を開催すると、6月には結成25周年&デビュー20周年を記念したライブ『UVERworld LIVE “EPIPHANY” at TOKYO DOME』を開催。直後の7月には13枚目のオリジナルアルバム『EPIPHANY』をリリースし、11月からは全国のアリーナ会場を中心に全17公演のツアー『UVERworld 2025 WINTER TOUR "BOOM GOES THE WORLD”』をスタートさせ、12月13日、14日には広島・広島グリーンアリーナでライブを開催する。ツアー期間中の12月26日には、『VSシリーズ』としてSEKAI NO OWARIとの対バンも開催。ツアー千秋楽の福岡公演は大晦日に開催されるなど、UVERworldらしいライブを基調としたアグレッシブな活動は年の瀬まで続いていく。
RADWIMPS
トリビュートアルバムの発売や『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)への出場が話題を呼んでいるRADWIMPSも、今年メジャーデビュー20周年を迎えた。2005年11月23日にシングル『25コ目の染色体』でメジャーデビューを果たし、以降は10〜20代を中心に圧倒的な支持を獲得し続け、後進にも大きな影響を与えてきたRADWIMPS。彼らのアニバーサリーイヤーは、連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合)の主題歌「賜物」の配信リリースから始まった。7月のニュース番組『news zero』(日本テレビ系)のテーマソング「命題」の配信リリースを経て、『FUJI ROCK FESTIVAL ’25』や『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025』といった国内夏フェスへ出演するだけでなく、韓国・ソウルで開催されたロックフェス『2025 Let’s Rock Festival』にも出演した。
現在開催中の『RADWIMPS 20th ANNIVERSARY LIVE TOUR』は全国9都市のアリーナを巡る全17公演のライブツアー。デビュー記念日を含むバンドの地元・横浜アリーナでの3公演には、ゲストにVaundyとYOASOBI、そしてBUMP OF CHICKENが登場。RADWIMPSにとって、そしてなによりも集まったRADWIMPSリスナーにとって忘れることのできないメモリアルな3日間となっただろう。開催中のアリーナツアーは12月14日に愛知公演が予定されている。以降は香川、そして東京とツアーを巡った後、『NHK紅白歌合戦』へ出場することになる。同番組ではメジャーデビュー20周年を記念するメドレーを披露することが明らかとなっており、20年の集大成のようなパフォーマンスとなるだろう。