新着MVランキング:King & Prince“ならでは”の質感 Ayumu Imazuとのタッグで広がった「Theater」という世界観
King & Princeは実験的な領域に臆することなく挑戦し続ける
楽曲についてAyumu Imazuは、「アルバムのコンセプトを伺い、『どんなタイトルの曲にしよう?』と考えていたときに、さまざまなストーリーが展開される場所=“Theater”がぴったりだと感じ、そこから楽曲の世界観を広げていきました」とコメント(※2)。ファンクをベースにしつつ、ところどころにトレンドの90年代的要素を感じさせたりと、表情豊かなアレンジにも新機軸が垣間見える。それに合わせてか、MVも都会的な街並みとクラシカルな劇場、シュールなセットと場面の切り替えが見どころ。“映画”というコンセプトがここにも上手く反映されている。
King & PrinceのYouTube公式チャンネルでは今作のメイキング映像も公開されており、撮影時のオフショットやNGシーン、歌入れ風景なども見ることができる。その中で髙橋は「『Re:ERA』からキンプリの意識を変える一年間だった。この一年間の制作はめちゃめちゃよかったよね。一年の集大成」と語り、永瀬は「楽しくハッピーで見応えのあるMV。プラス、世界観のリンクもすごい」と、それぞれに手応えを感じている様子(※3)。アルバムの仕上がりも、これまで以上に高い完成度となることは間違いないだろう。
今作のMVしかり、コンセプチュアルで実験的な領域に臆することなく挑戦していくあたり、King & Princeはアイドルとしても一表現者としてもますます成長を続けているように思う。フルバージョンの公開も楽しみに待ちたい。
※1:https://charts.youtube.com/charts/TopVideos/jp/weekly
※2:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/155833/2
※3:https://www.youtube.com/watch?v=jEooCia1Y9s