“素の稲垣吾郎”が現れる場所 クールでお茶目で愛される人柄が大爆走――ラジオでの無防備な姿
稲垣吾郎が毎週月曜日と火曜日のパーソナリティを務める音楽ラジオ番組『THE TRAD』(TOKYO FM)が、番組開始から6周年を迎えた。ちょうど7年目に突入する節目の9月30日放送回には、SNS上で多くの祝福コメントが寄せられたのだが、当の本人は「みなさん、記念日大好きですね」とニヤリ。お祝いムードに少々水を差すような発言ながらも、その言い方がどこかお茶目で、むしろ稲垣らしいユーモアを感じさせた。アシスタントの山本里菜から「言い方(笑)!」とツッコまれる光景まで含め、まさに“素の稲垣吾郎”が垣間見えた瞬間だった。
また、この日の放送は冒頭から稲垣の愛らしさが炸裂するハプニング続き。オープニングにお決まりのフレーズで日付と曜日を読み上げようとしたところ「9月30日、日曜日……」と間違えてしまう。すかさず、山本が「7周年! 吾郎さん、火曜日!」とツッコミが入ると、稲垣の口からはまさかの「なんで間違えちゃいけないの? 誰が決めたの?」と反論が。そのコミカルなやり取りに、スタジオは笑いに包まれた。さらに「(台本に書かれていた)30日の“日”がさ……日曜日にさ……長くなるからいいですよ。いいじゃない、オープニングぐらいさ!」とヘソを曲げながらも自ら吹き出してしまう。その拗ねっぷりはラジオならではの無防備な一面だ。
この夏、稲垣は舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で主演のハリー役を務め、さらにドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(カンテレ/フジテレビ系)では物語のキーパーソンとなる理事長の尾碕を演じた。レギュラーの仕事に加えて舞台でもドラマでも大活躍だった一方で、9年ぶりとなる民放連ドラ出演ということもあり、“俳優・稲垣吾郎”の印象が強いという若い視聴層もいるのではないだろうか。そんな若い世代にこそ、ぜひともラジオで見せる稲垣の茶目っ気のある側面を知ってほしいと願わずにはいられない。
【🗺️THE TRAD ENTERTAINMENT MAP】#ライス #関町知弘 さんがご来店❗️
(@sekimachin)上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のウラ話やお気に入りの曲について、お話を伺いました❗️
ありがとうございました‼️
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— THE TRAD (@THETRAD_TFM) September 30, 2025
この日、16時台のゲストには、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でロン・ウィーズリー役を演じている芸人で俳優のライス・関町知弘が登場。『THE TRAD』へのゲスト出演が決まった時、関町としてはてっきり「あ、吾郎さんが呼んでくれたんだ」と嬉しく思ったと言い、事前に心弾ませて挨拶をしたそう。しかし、稲垣からは「ん? あ、そ、そうだよね」と、「絶対に知らなかったよな」というリアクションが返ってきたそう。そんな関町の暴露に、稲垣も「バレてた?」とフランクに返して笑いを誘うのだった。
さらに稲垣は「(ゲストとして迎えるにあたり)ライスのコント観ましたよ」と言いながら「内容忘れちゃったけど(笑)」とオチをつける。とはいえ、実際には「図々しい命乞いをするやつ」としっかり覚えていたあたりも、どこか憎めない。
稲垣の印象について関町は、まだ舞台の稽古が始まる前の段階で忘れられない場面があったと振り返る。『ハリー・ポッター』の世界観を知るワークショップがあったのだと語り始めると、稲垣が唐突に「長いやつね」とコソッと本音をこぼす。その言葉に関町も吹き出してしまい、山本からも「大丈夫ですか、吾郎さん!?」と不安そうな声が聞こえてくるのもまたおかしい。























