THE ALFEEにとって堂本光一は“我が子”のような存在? 運命的な繋がりから育まれた関係性
THE ALFEEと堂本光一の“数奇な運命”
『LOVE LOVE あいしてる』の後継番組『堂本兄弟』(フジテレビ系)には高見沢がレギュラー出演していた。光一も高見沢もお互いに“王子様キャラ”として見られることもあり、ファンはもちろん、本人たちからも互いに近しい雰囲気が漂っていたのではないだろうか。
そんな2人の関係性の良さが表れていたのが、2024年3月放送の音楽グルメ番組『高見沢俊彦の美味しい音楽 美味しいメシ』(BS朝日)だ。
番組では、光一が全国各地から厳選した“王子メシ”を紹介。その中で、予約/テイクアウト不可の餃子店の店主が「光一のために」と材料持参で収録スタジオへやって来て、調理し、料理を提供した。この待遇に高見沢は思わず「さすが光一だよ」と大喜びし、さらに餃子を食べて「おいしい」と感激のコメント。光一も「やっぱりうまいわ、先輩にタメ口になるほど」と高見沢に対してフランクに話した。良い意味で先輩/後輩の間柄を越えて、気心が知れた感じが見てとれた。
そんな収録を終えて、高見沢は光一のことをまさに「もう弟みたいな感じです」と表現。『MUSIC FAIR』で見せた背中合わせの演奏は、そういう意味で夢の“兄弟共演”だったと言ってもいいだろう。
ちなみにTHE ALFEEは、1974年にレコードデビューしたが、その後、レコード会社との契約を解除。1979年に再デビューを果たし、ブレイクの礎を築いた。そのTHE ALFEE の再復活イヤーである1979年に生まれたのが、光一である。そういった偶然を踏まえると、THE ALFEEにとって光一は、我が子であり、弟であり、そして運命で結ばれた存在でもあるのではないだろうか。