THE ALFEEがランキングでも示す圧倒的な存在感 デビュー51年、3人が一歩ずつ築いてきた揺るがない記録
THE ALFEEが7月30日にリリースしたニューシングル『HEART OF RAINBOW』が、8月5日発表の「オリコン週間シングルランキング」で初登場3位を記録。本作で59作連続でシングルトップ10入りを達成し、男性アーティスト記録で歴代単独1位を達成した(※1)。
THE ALFEEが初めてオリコンシングルチャートでトップ10入りを果たしたのは、1983年6月リリースの『メリーアン』。それまではアコースティックを基調としたサウンドを持ち味としていたTHE ALFEEが本格的にバンドサウンドを取り入れるきっかけのひとつとなった楽曲であり、その後のTHE ALFEEの方向性を決定づけた楽曲と言われている。以来、THE ALFEEがリリースしたシングルは現在に至るまで、すべてオリコンシングルチャートトップ10入りを記録している。新曲「HEART OF RAINBOW」も「メリーアン」や「星空のディスタンス」の流れを汲む、ハードロック調のギターにメロディアスなシンセサイザー、幻想的な歌詞が印象的な楽曲となっている。「メリーアン」から42年、様々なサウンドに果敢にチャレンジしてきたTHE ALFEEが、改めて「メリーアン」や「星空のディスタンス」のような楽曲に立ち返った今、男性アーティスト記録で歴代単独1位を達成するという、そのストーリーにも胸を掴まれるファンも多いのではないだろうか。
THE ALFEEのコンサートにまつわる記録といえば、バンド/グループとしての日本武道館での公演数歴代1位も忘れてはならない。『メリーアン』リリース直後の1983年に初の日本武道館公演を開催して以来、彼らは実に103回もの武道館公演を開催してきた。バンドとしてだけでなく、アーティストとしても現在は矢沢永吉、松田聖子、エリック・クラプトンに次ぐ第4位の公演数を記録しており、THE ALFEEにとって日本武道館は、そして日本武道館にとってTHE ALFEEは欠かせてはならない存在となっている。
THE ALFEEはランキングやコンサート回数の記録だけでなく、ギネス世界記録も保持している。1987年から2018年まで大阪国際女子マラソンのテレビ中継イメージソングを担当し、「同一国際スポーツ大会のテレビ放送における同一アーティストによる最多テーマソング数」がギネス記録として認められたのである(※3)。その楽曲総数はなんと31曲。2004年には歴代のイメージソングを集めたベストアルバム『夢よ急げ -大阪国際女子マラソンイメージソング・アルバム-』をリリースするなど、THE ALFEEにとっても重要な大会になっている。
THE ALFEEはオリコンやコンサート回数の記録だけでなく、ギネス世界記録も保持している。1987年から2018年まで大阪国際女子マラソンのテレビ中継イメージソングを担当し、「同一国際スポーツ大会のテレビ放送における同一アーティストによる最多テーマソング数」がギネス記録として認められたのである。その楽曲総数はなんと31曲。2004年には歴代のイメージソングを集めたアルバム『夢よ急げ -大阪国際女子マラソンイメージソング・アルバム-』をリリースするなど、アルフィーにとっても重要な存在になっている。
THE ALFEEの様々な記録を振り返ってきたが、どれも彼らがが鳴らす音楽があってこそ成し得た記録である。彼らは記録のために音楽を鳴らしているのではなく、音楽を愛し、オーディエンスに届けるために音楽を鳴らしている。その積み重ねが数字となり、今現在大きな記録となっているのだ。これからもTHE ALFEEは新しい音楽とともに、その記録を伸ばし続けてくれるだろう。
※1:https://www.oricon.co.jp/news/2399660/full/
※2:https://japaneserecords.org/japanese-records/36004/
※3:https://www.alfee.com/news/info_pop/info_181225.html