松村北斗が倉田瑛茉に向ける“パパ”の顔 『西園寺さんは家事をしない』終了後も見守りたい関係性
『Golden SixTONES』4月13日放送回では、ゲストに坂上忍を迎え、髙地優吾のナビゲートで「ツンデツンデゲーム」に挑戦。そのゲームのお題のVTRに、倉田が出演したのだ。丸みのあるボブヘアの後ろ姿を見た松村は「え!?」とすぐに気づき、「おー!!」「瑛茉!」と目を見開いて驚いていた。森本慎太郎も「瑛茉ちゃんだ」、ジェシーも「瑛茉ちゃんじゃん!」とまるで友達の子どもかのようにして出演を歓迎した。
倉田の「パパ積んで!」の一声で、松村は口を真一文字にして頬を緩ませ、上半身をぐにゃんと後ろに倒して喜びを表現。さらに倉田が新たなドラマの現場で松村の姿を探していると松村自身が明かし、「自分でエピソードを披露して、そのエピソードにもう一回キュンとしてる」と素直な気持ちを吐露した。
ゲームが始まる前に、田中が「小さい子ができたら俺もできる」と意気込みを語ると、松村は田中の襟を掴み、上目遣いで頭から接近して「なめんな」とコミカルに睨みを利かせる。しかし、ゲーム中も心が躍りすぎたのか、倉田へのメッセージを語って集中しきれなかった様子。1stステージのお題・けん玉が落ちてしまってもどこか嬉しそうで、ついに一人称が“パパ”になるなど、すっかりパパモード。ゲストの坂上から「黙ってた方がいいんじゃないの?」と言われてしまう始末だった。
その後も倉田がVTRに登場する度に、松村がふにゃんとした表情になる。田中からは「もう面白くないくらい変な顔」とツッコまれていた。ファイナルステージではマトリョーシカを手にした倉田から「パパ積んで!」と言われると、松村は「あたりまえだっつーの!」と目をぎゅっと閉じ、下唇を噛んで微笑んでみせた。どこかトレンディドラマの雰囲気を漂わせながら、これまでに見せたことのない“パパ”の顔をのぞかせた。
前述のラジオでも、松村はサクランボのエピソードを語る前に「俺は元から人見知りのところもあるし、メンバーの中でもどっちかっていうと『あ、あなた弟なんですね』みたいな、わかりやすい立ち居振る舞い」と、年下の人とはうまく絡めないことを打ち明けていた。それだけに、わずかな期間での松村の変化には驚くものがあった。
『Golden SixTONES』では、初回ゲストの明石家さんまに続いて坂上と芸能界の先輩が相次いでいる。そんな年上との絡みでは、松村の“甘噛み”のような、敬意を払った上での歓迎の意味が込められたコミュニケーションによって、いくつもの笑いが生まれ、早くも見どころの一つとなっている。対する“ほくえま”の関係性からは、懐いてくれる人にとことん愛情を注ぐ、松村の人柄が伝わってきた。
@tgc__official しなこもメロメロ💜🩷えまちゃんへ質問! #倉田瑛茉 #しなこ #TGC熊本 #TGC #TGC20th @しなこ🌷💜 ♬ かわいいアップテンポな曲 - さんうさぎ
4月12日に熊本で開催された『麻生専門学校グループ presents TGC KUMAMOTO 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION』では、クリエイターのしなこと共演した倉田。同イベントの公式TikTokで、しなこからの「誰に会いたい?」という質問に対して、「北斗」と回答していた。きっとこの動画を見た松村は、頬を緩ませてふにゃんと脱力していたのだろうと想像した人も多いのではないだろうか。
そんなやりとりに、ドラマ視聴者としては『西園寺さんは家事をしない』の続編を望んでしまうし、いつか思春期の娘と父、結婚を前にした娘と父……そんな物語が見たいと想像を膨らませてしまう。ファンや視聴者の中には、すっかり2人の遠い親戚のようなスタンスで、倉田の成長や“ほくえま”を喜んで見守っている人も多いはず。1クールの作品を通してここまで印象を残す共演も貴重で、そんなところも松村らしく、同時に様々な角度から楽しみを与えてくれるところがSixTONESのメンバーらしいなと改めて感服するばかりだ。