ZANPA、ミニアルバム『YOU&ME』リリイベに潜入! メンバーコメントとともに紐解く“SUPER KAYOU”の求心力
「ファンとのご縁を噛みしめ、今後もステージに立っていきたい」
撮影会をはさんで2部のステージは、セットリストのほとんどをチェンジ(ミニアルバム収録曲「IKI」と「YOU&ME」以外は全て入れ替え)。シングル『文明開化』のカップリング曲としても収録されたバブルガム・ブラザーズのカバー「WON’T BE LONG」で始まり、ピンク・レディーの「サウスポー」につなぐ。誰もが知る昭和の名曲のZANPA流大胆アレンジと振付で、一気に客席を温める。
1部のステージ同様、最前列にはサイリウムを振るファンの姿が。中には三脚を立てて、携帯で撮影するファンも。そんなファン達が中心になって、曲の合間にメンバーの名前を呼ぶ“コール”も健在だ。3曲目に北島三郎の「まつり」のアカペラを披露。それを導入に新曲「IKI」に突入。観客のボルテージが早くも最高潮に向かっていったところでの「SUPER KAYOU」だ。令和の最新曲と歌謡曲を掛け合わせたEn-POP第4章のシングルであり、彼らの現在地を示す楽曲である。航のラップが牽引し、義文のジャンルレスなボーカルが溶け込み、孝介の美声に癒やされ、YOMAの歌謡曲ボイスでテンション感が増幅されていく。モール全体がZANPAが体現する“SUPER KAYOU”に包み込まれていく。
気がつくと、彼らのシングル曲「文明開化」をBGMに“ラウンド”がスタート。1部のステージより、さらにじっくり濃厚に。モールに集まった、老若男女が少年少女のようなキラキラした目で、ZANPAのメンバーと交流を深めていく。
そして、今回初お披露目のもう一つのミニアルバム収録曲「Rain」へ。
「僕としては形にとらわれず、常に新しいものを生み出していきたいと思っています。そんな中での初挑戦がこの、ロックバラード「Rain」なんです。どの環境でも、この楽曲のエモさを伝えていきたいです」(義文)
イベントの締めくくりは、再びミニアルバムの表題曲「YOU&ME」だ。
〈このまま無我夢中〉〈沸いて笑いっぱなしの人生いつまでも〉〈“好き”を貯めて“大好き”に替え〉〈惚れて腫れっぱなしのMy Heart/いつまでも終われない〉
歌詞に散りばめられた、ドキドキワクワクなポジティブなメッセージをSUPER KAYOUに包み、演者と観客の幸福な瞬間は続いていく。
「(この光景が)あたりまえじゃないんだな、と。有り難いという言葉は、有るのが難しいと書きます。会場に集まってくれるファンとのご縁を噛みしめ、今後もステージに立っていきたいと思います」(孝介)
ステージが始まる直前、孝介は、コロナ禍でファンとの接触ができない日々を振り返りながら、そう感謝の言葉を口にした。
「この11年、がむしゃら、やみくもに突っ走ってきて、ここでもう一度フレッシュな気持ちを取り戻し、初心に帰ってやっていきたい」(航)
メンバーを常に俯瞰で見てきた航には、次の大きな舞台、2025年4月12日かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールで開催される『SUPER BAND LIVE KAYOU』が映っている。
「どの会場も特別だが、小さい頃から大きな会場には憧れがあった。5年前と同じSUPER BANDのメンバーとともに、誇らしいと思ってもらえるライブを行いたい」(義文)
「満足度100%のライブにするのはもちろん、会場キャパの1300名をしっかりソールドアウトさせることにもこだわって、残された時間を頑張っていきたい」(YOMA)
2部のステージが終わり、購入者特典の撮影会の列が続いていく。ファンからのポーズのリクエストに気さくに応えているメンバー達。その目線の先には次の目標がしっかりと見据えられているのだ。積み重ねてきた日々への感謝と決意をこめて。
■リリース情報
Mini Album『YOU&ME』
2025年3月24日(月)リリース
2形態 / 各2,750円
全7曲入り
■ライブ情報
『SUPER BAND LIVE KAYOU』
2025年4月12日(土)かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
開場16:00/開演 17:00
チケット発売中、購入はこちら
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