HYBE新ボーイズグループオーディション、MV撮影審査でハクら脱落者候補に厳しい意見 本田仁美のサプライズ登場も

 HYBEによる新世代J-POPボーイズグループオーディション番組『応援-HIGH 〜夢のスタートライン〜』(日本テレビ系)。3月8日に第4話が放送された。

第3話はこちら

『応援-HIGH』第3回でセンター交代の衝撃展開 シグナルソングパート争奪戦、歌唱力で明暗分かれる

オーディション番組『応援-HIGH ~夢のスタートライン~』(日本テレビ系)第3回放送を振り返る。

 本番組は、ランナー(オーディション挑戦者)であるYX LABELSの練習生11人が、デビュー7人の座をかけて挑むマラソン形式のサバイバルオーディション。第1区間はシグナルソング「FINISH LINE 〜終わりと始まりの〜」のMVレースであり、第3話では楽曲のパート分けが行われた。レコーディングや中間審査を通して、優樹(YUJU)から京助(KYOSUKE)へセンターが変わったり、颯太(SOTA)が務めていた上位のCパートを雅久(GAKU)が担うことになったりと、波乱の展開も。キャリアは関係なく、努力をすれば誰でも華やかなポジションに立てるチャンスはある。逆に言えば、自分が追い越されてしまう危険も常にあるわけで、一秒たりとも油断はできないというデビューまでの厳しい道のりも垣間見えるものだった。

 練習に励んだランナーたちは、いよいよMV撮影へ。撮影中も審査員が見守っており、「途中ミスをしても最後まで踊り切ってください」といったアドバイスを受けながら、11人は集中して撮影に挑んでいく。テンポが遅れてしまったり、動かした腕の角度が微妙に違ったりと、正直まだ課題が残る部分もあるが、最初のダンス審査の頃と比べると11人のスキルは着実に上がっているように思う。一人ひとりが真剣に、かつ全員で力を合わせて撮影に取り組む様子からは、彼らの努力の跡が見えた。

 数日後、ステージのあるホールに集められたランナーたち。ここで、ペースメーカー(案内人)から第1区間終了の旨が告げられた。そのまま、完成したMVを鑑賞する11人。その顔には全員笑みが浮かんでいる。初めてのオリジナルソングのMVに興奮して手を叩いたり、「かっこいい!」と言い合ったり、ハイタッチをしたりと、喜びと達成感に満ち足りた様子の11人だった。

 しかし、これはオーディション。MVを観終えた11人のもとに審査員が訪れると、現場は一気に緊迫したムードに包まれる。そして始まった、第1区間の区間評価。評価は、実力、努力、潜在能力を踏まえ、現時点の上位ランナー5人と、下位ランナー6人を発表するというものだ。加えて、個別フィードバックの後には青いバトンが渡されるが、下位ランナーのうち4人の脱落候補者には“警告”を意味する黄色いバトンが渡されるという。

 審査員が発表した上位ランナーは、京助(KYOSUKE)、優樹(YUJU)、琉楓(RUKA)、雅久(GAKU)、礼央(REO)。特に礼央(REO)は歌唱部分が少ないIパートを務めているが、「礼央(REO)が出るたびに目がいった」と高評価を受け、礼央(REO)も「一緒に上位に上がれてよかった」と胸を撫でおろす。前回、審査員から「ファンのみなさんがどの部分を好きになるかはわかりません」という言葉もあったが、まさに与えられたパートに全力を尽くした礼央(REO)の努力が認められた瞬間だっただろう。

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