堂本剛と堂本光一に境界線はいらない 年末年始を駆け抜けたKinKi Kidsが示す新しいあり方
今年の夏を目処に、KinKi KidsからDOMOTOへと改名するのも、異なる事務所をまたいで2人で活動していくために必要な措置だったのだと予想される。だが、たとえそうした事情が背景にあったとしても、「これからは光一、剛っていうセパレートされている感覚というよりかは、DOMOTOという名前に変わっていくという意味は、そこに境界線もいらなくて。ひとつであるということを伝えたい部分もあります」という堂本剛の愛情に溢れた言葉を聞くと、なんだか心が緩む感覚があるから不思議だ。
堂本光一の言う究極の「抜け」感を備えているのは、もしかしたらすぐ隣で活動してきた堂本剛のことなのかもしれないとさえ思えてくる。そして、そんな堂本剛が言う堂本光一との「境界線がいらない」という関係性に、今後も変わらない絆がそこにあるはずだと信じることができるようだ。
「光一くんが行けばペンライトが赤くなり、僕が行けばペンライトが青くなるように。そんな繋がり方をしていく。そういう関係性で時間を刻んでいくことがみなさんとできると本当に幸せだなと思うし、温かい優しい時間の中でDOMOTOという時間が一つひとつ刻まれていけばとても嬉しく思います」そう前向きな言葉を綴れるのも、きっとKinKi Kidsとしての歩みに誇りと愛情があればこそ。
もちろん、そこに並々ならぬ想いもあるのはたしかだ。12月6日放送回では「近畿地方」や「近畿圏」という言葉を聞けばビクッとなるとも話しており、「光一くんもそうであってほしい」なんていじらしいトークを繰り広げていた。大きな変化の時を迎えているKinKi Kids。きっと決して変わらないと信じられるものがあるからこそ、変わっていくことを受け入れられるのかもしれない。様々な想いを全部抱きしめながら歩き続ける2人が、今後どんな活動を見せてくれるのか。その歩みがまた新たなエンターテインメントのあり方を作り上げてくれることを期待している。
辰巳雄大、KinKi Kidsの“宝物”ツーショット公開 「みんなが待望してた写真」「2人の写真珍しい」
KinKi Kidsがドームコンサート『KinKi Kids Concert 2024-2025 DOMOTO』を開催。バックダ…
KinKi Kidsから強く感じた、これからも2人で歩き続けるという意志 改名発表後初の東京ドーム公演
KinKi Kidsが、1月12日、13日の2日間にわたり、東京ドームで『KinKi Kids Concert 2024-202…