JO1、“Go to the TOP”に大きく近づいた年末年始 東京ドーム公演発表から白岩瑠姫の公約実現まで

 JO1にとって2024年は、成長を実感できる一年だっただろう。『SUMMER SONIC 2024』や『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA』をはじめとした、積極的な夏フェスへの出演。『KCON GERMANY 2024』では、初めてのヨーロッパでのパフォーマンスも成功させた。10月2日にリリースされたシングル『WHERE DO WE GO』は、初週54.3万枚を売り上げ、自己最高記録を更新(※1)。結成して5年、まだまだ成長を続ける彼らの、年末年始を振り返っていく。

 JO1にとっても、JAM(JO1ファンの呼称)にとっても忘れられないのは、やはり同年12月28日のマリンメッセ福岡での出来事だろう。この日、JO1の東京ドーム単独公演がサプライズで発表されたのだ。メンバーも知らなかったビッグニュースに、SNSには祝福の声が溢れていた。その日の夜にサプライズ発表の様子がJO1の公式SNSに投稿された。

@jo1_gotothetop

追加公演 『JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE’ IN TOKYO DOME』の開催が決定! 📍東京ドーム 2025年4月20日(日)、21日(月) 公演詳細は後日ご案内させていただきます。 #JO1 #JO1DER_SHOW #JO1DER_SHOW_IN_TOKYO_DOME

♬ オリジナル楽曲 - JO1 - JO1

 佐藤景瑚の「写真を撮りましょう」の言葉で、ステージ中央に集合するJO1。観客と一緒に写真に写るため、メンバーはそれぞれ自然とモニターが目に入る方向に堅田を向ける。與那城奨が「はい、チーズ!」と写真を撮る合図をすると、突然映像がスタート。メンバーは「何これ?」「マジで知らんぞ」といった声を上げているため、本当にサプライズだったようだ。モニターには、台北、バンコク、ロサンゼルス、ニューヨーク、北京、ソウルとワールドツアーの開催地が記された世界地図のあとに、大きく「追加公演決定!!」の文字が登場。そのあと「ついに」の文字が繰り返され、「JO1&JAM, Are You Ready?」と続く。すると浮かび上がってきたのが、東京ドームを上空から映した映像だった。白岩瑠姫は思わず立ち上がり、河野純喜は両手を掲げてガッツポーズ。川西拓実は驚いたのか、床に仰向けになり天を仰いでいた。会場に駆けつけたJAMからの大歓声に包まれながら、彼らはそれぞれ喜びを噛み締めていく。そして映像の最後には「Go to the TOP! 2025」の文字が。デビュー当時から掲げていた合言葉が、ついに現実になるときが来たのだ。

JO1 | 'Love seeker' 2024 JO1 "JAM感謝祭" (第75回 NHK紅白歌合戦 披露曲)(第66回 輝く!日本レコード大賞 優秀作品賞 受賞曲)

 単独東京ドーム公演のサプライズ発表から2日後、12月30日には『第66回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)へ出演。優秀作品賞を受賞し、Spotifyの2024年「今年最もSNS上でシェアされた楽曲」(Most Shared Song of 2024)1位(※2)となった「Love seeker」を“レコード大賞バージョン”で披露した。リーダーの與那城は、この楽曲を「愛に詰まって愛に愛されて、愛のための愛の曲です」と説明。会場に駆けつけたJAMはもちろんのこと、テレビの前にいる世界中のJAMへ一年間の愛をたっぷりと伝えるかのように、11人は全力でステージを楽しんでいた。間奏では、本来はないダンスブレイクを追加。この場に立てることの喜びや感謝、そしてなによりも、目の前にいる観客を笑顔にしたいという想いが伝わってくる、まさにエンターテイナーなパフォーマンスだった。

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