GENERATIONS、多くのゲストに見届けられて迎える第2章 2024年を締めくくった“BONUS STAGE”レポ

GENERATIONS、“BONUS STAGE”レポ

 ここからは“BONUS STAGE”の名に相応しくさまざまな界隈のゲストが登場。1日目は「千鳥のクセスゴ」でお馴染みの原口あきまさ、おばたのお兄さん、レッツゴーよしあきが続々と登場。それぞれが持ちネタを披露するだけでなく「Love You More 」「空」をメンバーと共にコラボするという、この日しか見れないステージを見せた。「千鳥のクセスゴ」のステージが終わると、この日初めてのMCへ。ヘリコプターの音が聞こえるとなんと登場したのはキンタロー。ネタを披露すると共に、最後には昔AKB48のファンだったという小森と共に「フライングゲット」でコラボした。

 続いて登場したのは、PKCZ®。白濱がMAKIDAI、DJ DARUMAと共に「Put Your Hearts Up」で大盛り上げ。途中からはGENERATIONSのメンバーも加わり、クラブミュージックのようにアレンジされた「AGEHA」などで会場の熱量をさらに高めた。1日目には、佐野が「みんな全然盛り上がってなくないですか?」「やる気あんのかって聞いてんだよ!」と会場を煽った後でBALLISTIK BOYZの面々が登場。「PASION」や「Drop Dead」などを披露すると、フロアは大きく揺れていた。「SUMMER HYPE」ではセンターステージで会場全体に大きく手を振ったり、ファンからのリクエストに応えるかのような表情も。サビでは、タオルを大きく振り回し、会場全体が1つになっていた。

 そして、2日目には佐野が「大晦日ですよ? 来年からぶち上げていくために、2階も3階も置いていかないし、ついてきてください!」と言い、握り拳を作るように呼びかけ。観客の拳が天高く上がったのを合図にTHE RAMPAGEが登場。「一番おもしれぇライブが来たぞ!」と川村壱馬。「THROW YA FIST」「100degrees」などを披露。ステージ上でダンス、そして歌唱でコラボレーション。「PLAY THAT」では「世界で1番熱いダンスフロアにしようぜ!」と呼びかけ。大所帯で埋め尽くされたフロアはこの日1番の盛り上がりを見せた。

 そして、本編最後に披露されたのは「エンドレス・ジャーニー」。片寄が曲振りをした後で、花道を全力疾走し、歌唱し始めるという2024年お決まりのルーティンからスタートした。本編ラストに相応しく、数原が「来年も皆さんの夢が叶いますように」と祈るように語りかけ、ステージは幕を閉じた。

 アンコールでは、メンバー1人ひとりがプロデュースするプロジェクト「PRODUCE 6IX COLORS」より、第1弾の中務裕太プロデュース楽曲「True or Doubt」を披露。Da-iCE 花村想太が作詞・作曲を務めたという同楽曲では、ボーカル2人を交えて6人で踊るシーンもあり、パフォーマー中務らしい1曲に仕上がっていた。WOLF HOWL HARMONYの煽りを受け、続いたのは「Y.M.C.A.」。世代を問わず会場が一体となる振り付けを披露。黄色のライティングが光る中、全体的にポジティブな空気感が漂っていた。

 そして、アンコールにもゲストが。1日目に登場したのはm-floからVERBAL、Taku、そしてLISA。「銀河鉄道999」や「Lotta Love」のGENERATIONSコラボバージョンなどを披露した。

 2日目のアンコールでは「Y.M.C.A.」が途中でストップ。すると、ステージの雰囲気は一変し、スペシャルゲストの倖田來未がサプライズ登場。往年のヒットナンバー「恋のつぼみ」を披露した後、「WON'T BE LONG」では急遽EXILEとしてコラボした経験のあるMAKIDAIが登場。ステージに華を添えた。

 そして、最後には6人が挨拶をし「NEXT」で締め。しかし、2日目はこちらも曲が途中でストップ。なんと「マツケンサンバⅡ」のイントロが流れ出した。しかし、これには「いや、まさかね、本人なわけないもんね」と片寄。その期待を裏切るように、まさかのお馴染みのゴールドの衣装に身を包んだ松平健本人が登場。最後には、THE RAMPAGEらも再び登場し、この2日間で1番の大人数で「マツケンサンバⅡ」をパフォーマンス。年末に開催した“BONUS STAGE”の名に相応しく、豪華絢爛なステージで幕を閉じた。

 半年間に及ぶ「GENERATIONS LIVE TOUR 2024 “GENERATIONS 2.0”」もこれにて終幕。しかし、2025年にはアリーナツアーを開催するほか、10年ぶりともなる写真集の発売、松永大司監督によるグループ初のドキュメンタリー映画を製作中であることなど、重大発表が続々とされたこの日。第2章として始まったばかりのGENERATIONSから、来年も目が離せなそうだ。

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