DAM、2024年年間カラオケランキング発表 Vaundy、Creepy Nuts、Mrs. GREEN APPLEらがランクイン
通信カラオケDAMが、2024年の年間カラオケランキングを発表した。
2024年は楽曲別と歌手別の総合ランキング2つに加え、全14ジャンルにわたる部門別のランキングを発表。総合ランキングとなる『楽曲別 TOP50』では、Vaundyの「怪獣の花唄」が昨年に続いて1位を獲得。2位は今年1月発売のCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」となったほか、『第65回日本レコード大賞』で大賞を受賞したMrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」は昨年圏外から一気に10位にランクイン。トップ50内の初登場曲は3曲、昨年圏外だった楽曲は11曲となった。
同じく総合ランキング『歌手別 TOP20』の1位は、『楽曲別 TOP50』でも4曲がランクインしているMrs. GREEN APPLE。続く2位は幅広い世代に人気だったというback numberが獲得している。『楽曲別 TOP50』で1位を獲得したVaundyは昨年7位から3位にランクアップしているほか、美空ひばりが昨年に続き演歌/歌謡曲アーティストとして唯一ランクイン。14位のCreepy Nutsは、昨年の圏外からトップ20にランクインした。
部門別となる『今年発売楽曲 TOP10』は、1位がCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」、2位がOmoinotake「幾億光年」、3位がMrs. GREEN APPLE「ライラック」に。こっちのけんと「はいよろこんで」は、今年5月末のリリースにもかかわらず6位にランクインした。
『今年放送・公開/TVアニメ・アニメ映画主題歌 TOP10』の1位もCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」が獲得。2位のMrs. GREEN APPLE「ライラック」は18週連続ストリーミング首位を記録し、『2024年春アニメ主題歌ランキング』では1位となった。続く3位は、自身最速でストリーミング2億回再生を突破したVaundy「タイムパラドックス」が獲得している。
『今年放送ドラマ主題歌 TOP10』の1位は、二階堂ふみ主演ドラマ『Eye Love You』(TBS系)の主題歌を務めたOmoinotake「幾億光年」。ストリーミングの累計再生数が3億回を突破しており、『楽曲別 TOP50』でも16位にランクインした。また、2位のDa-iCE「I wonder」は『今年発売ボーイズグループ楽曲 TOP10』でも1位に。3位は、Snow Manの目黒蓮が主演を務めた月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)の主題歌となったback number「新しい恋人達に」となった。
『今年発売VTuber楽曲 TOP10』では、2023年の年間ランキング同部門に続き星街すいせいが1位を獲得。今年1位となった「ビビデバ」の作詞、作曲、編曲は、ボカロP/シンガーソングライターのツミキが担当した。さらに、2位、4位、5位には宝鐘マリンが3曲でランクインしている。
『今年発売ボーイズグループ楽曲 TOP10』の1位はDa-iCE「I wonder」。ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(TBS系)の主題歌を務め、出演者らが“くる恋ダンス”を披露した。また、2位のSnow Man「We‘ll go together」は、メンバーの渡辺翔太が主演を務めたドラマ『先生さようなら』(日本テレビ系)の主題歌を務めている。
『今年発売ガールズグループ楽曲 TOP10』では、超ときめき♡宣伝部「最上級にかわいいの!」が1位に。コレサワによる楽曲で、真似しやすい振付が人気となった。2位はFRUITS ZIPPER「NEW KAWAII」となり、『第65回日本レコード大賞』では最優秀新人賞を受賞している。3位は、ME:Iのデビューシングル『MIRAI』のリード曲「Click」。ME:IはJO1やINIを輩出したサバイバルオーディション番組のガールズ版『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』出身で、今年4月にCDデビューを果たしている。
『今年発売HIPHOP楽曲 TOP10』では、1位が「Bling-Bang-Bang-Born」、2位が「二度寝」と、Creepy Nutsがワンツーフィニッシュ。そのほか、2月に東京ドームで行ったワンマンライブをもって解散したBAD HOPの楽曲が3位、5位、10位にランクインし、カラオケでも強い存在感を示した。
『今年発売演歌・歌謡曲 TOP10』では、天童よしみが2月に発売した「昭和かたぎ」が、2024年上半期の『上半期発売演歌 TOP20』に続いて年間ランキングでも1位に。2位には情念の深さを余すところなく表現した三山ひろし珠玉の1曲「恋...情念」がランクイン。4月発売の永井裕子「おんなの花道」は、同じく『上半期発売演歌 TOP20』の圏外からトップ10にランクインした唯一の楽曲となった。
『今年発表ボーカロイド楽曲 TOP10』の1位は、2019年に活動を開始したクリエイター サツキによる人間では簡単に歌えないような高速で歌唱難易度の高い楽曲「メズマライザー」。2位には、難解な歌詞とコミカルに動くキャラクターの動画が癖になる原口沙輔(feat.重音テト)の「イガク」、3位にはKanariaが今年4月に発表した新曲「Dec.」がランクインした。
『東方系楽曲 TOP10』では、幽閉サテライトの5曲がランクイン。1位の「色は匂へど 散りぬるを」は「神々が恋した幻想郷」にアレンジを施した、ファンの間では“神曲”と称される楽曲とのことで、東方系楽曲のランキングトップを独走している。
『楽曲別 TOP50』の精密採点Ai平均得点を調査した『精密採点Ai平均点 TOP50』では、1位が一青窈「ハナミズキ」、2位がKinKi Kids「愛のかたまり」、3位がAI「Story」に。“いかにメロディを正確に歌うか”に加え、“適切に歌唱技法を駆使して感情を表現できるか”が採点のポイントとなり、メロディの音程が急激に変化せず滑らかに推移する楽曲は音程を追いやすく、長めのノート(音符)で構成されている曲は歌唱技法を披露しやすいとされ、これらの傾向が結果に反映されたランキングとなった。
部門別の最後のジャンルとなる『おうちカラオケ TOP10』は、自宅で気軽にカラオケを楽しめるサービス カラオケ@DAMのスマートフォン向けアプリ『カラオケ@DAM for スマホ』のランキング。1位となったtuki.「晩餐歌」は『楽曲別 TOP50』では3位にランクイン。2位のCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」は『楽曲別 TOP50』で2位、3位のOmoinotake「幾億光年」は『楽曲別 TOP50』で16位となり、2位と3位は今年発売の楽曲が続いた。
なお、今回発表された全ランキングの結果は公式サイトにて確認可能だ。
上位アーティストからのコメント
Vaundy
「怪獣の花唄」、昨年に続き今年もたくさん歌っていただきありがとうございます。
2年連続で1位とのことで、嬉しいと同時にこんなにもたくさん歌ってもらえる曲になったことにびっくりしています。
19歳の頃に作ったこの曲は、自分としてはつたないところも多いのですが、みなさんが一緒に育ててくれた曲だと思ってます。
これからもいっぱい聴いて、いっぱいカラオケで歌ってください。
そして、ライブでも僕と一緒に歌いましょう。
Creepy Nuts
「Bling-Bang-Bang-Born」をこんなにも多くの方に楽しんでいただき、とても嬉しく、本当にありがたいです!!ありがとうございます!!
これからも皆さんに楽しんでいただけるように活動を続けていきますので、カラオケでもたくさん歌っていただけたらと思います。
■関連リンク
通信カラオケDAM 2024年年間カラオケランキング
https://www.clubdam.com/ranking/2024/