M!LK、お互いに感じる“グッジョブ”な瞬間は? 佐野勇斗は営業としてグループをアピール

 M!LKが10月23日にメジャー6枚目のシングル『エビバディグッジョブ!』をリリースした。それに伴い、当日に東京のビジネスの中心地・丸の内にて働く人の悩みに寄り添う『おつかれ!グッジョブ会』と題したトークイベントを開催し、最後には新曲のパフォーマンスを初披露した。メディアに向けて事前に行われた囲み取材では、新曲にまつわるエピソードに加え、“BIG LOVE YEAR”と題してファンとより濃く触れ合ったこの一年のことや目前に控えた初のアリーナツアーについての想いなどを語った。 

 リリース前日に公開されたミュージックビデオは、子役が演じる“ミニM!LK”をサポートするスタッフをM!LKが演じ、ストーリーを経て“ミニM!LK”の代わりにステージに立つというもの。吉田仁人は「撮影は素材撮りのような感じでグリーンバックで撮影したりしたので、完成したものを見てびっくりしました」と制作の裏側を話した。演じた役割について、やりたかったものを聞かれると佐野勇斗は「マネージャーをやりたいですね、めちゃくちゃ営業もできるし」と自信ありげに宣言。曽野舜太から「カメラに向かってM!LKを営業してみたら?」と振られると「良いグループなんで、使ってください!」とお茶目な決め顔で場を和ませた。 

 曲名にちなんでメンバー間で“グッジョブ!”と言いたい出来事を聞かれると、塩﨑太智はこの日の楽屋にあったドリンクバーにて、佐野がドリンクを2つ手に取り吉田に渡していたエピソードを披露。反対に佐野は、塩﨑がドリンクを2つ持って両方自分で飲んでいたという“アングッジョブ”なエピソードで笑いを誘った。また、結成10周年を目前にして来月開幕する『10th Anniversary M!LK ARENA TOUR 2024「I CAN DRINK!」』に向けてリハーサルに励んでいるという彼ら。佐野がリハーサルに参加できない日には、山中柔太朗が内容を紙にまとめて渡してくれるのだと話し、彼の“グッジョブ!”な一面を紹介した。

 そして“BIG LOVE YEAR”と銘打ったこの一年については、曽野が「ファンに愛を伝えようと思っていたけど伝えた倍の分、皆さんが愛してくれて、愛を返すと言いつつたくさんいただいていたなと思います」と温かいファンの姿を振り返った。さらに10周年への意気込みを聞かれると吉田は「10年前活動を始めた時は全員中高生だったので、そこから応援してくれている方からは圧倒的な変化を感じる1年だったと言ってもらっているけど、やっぱりM!LKのメンバーの素の部分って良い意味で何も変わっていないですね。この素朴な少年感を残したままどこまでも行けたらなと思います」と話し、曽野は「いとこの子供が3人産まれまして、その子たちに『舜ちゃん(曽野)が一番好き!』って言ってもらえるような一年にしたいです。老若男女から好かれるグループになりたいなと思います」とプライベートを交えながら意気込みを語った。 

 その後はファンの前に姿を現し、事前にX(旧Twitter)で募集していた働く人々の悩みに寄り添いいたわるトークイベントを開催。イベントのラストでは新曲「エビバディグッジョブ!」を初披露し、セリフのような歌詞が多く出てくるストーリー仕立ての楽曲に合わせ、キャッチーなダンスとはつらつな歌声で等身大のパワーを届けた。 

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