BE:FIRST SOTA、芸能界随一のダンスの実力 空間を支配する高いスキルと謙虚な姿勢

BE:FIRST/ Mainstream -from BE:FIRST LIVE in DOME 2024 “Mainstream – Masterplan”-【Prime Video 配信中】

 そんなSOTAのダンススキルはBE:FIRSTでパフォーマンスする時ももちろん発揮されていて、ライブなどで彼独自の良さが出ていると感じる場面が多々ある。例えば、BE:FIRST公式YouTubeチャンネルにアップされている「Mainstream -from BE:FIRST LIVE in DOME 2024 “Mainstream – Masterplan”-」。前奏の音がストップし、右手を前に伸ばしているSOTAが急に動き出して歌がスタートするという演出がなされているが、これはまさにshojiの「指先をちょっと動かすだけで思わずそこに見入ってしまう」という言葉通り。しかも他のメンバーが座ってSOTAだけが立っているというわけではなく、むしろ他のメンバーに囲まれるように立っているにもかかわらず、おそらく会場にいたほぼ全員の視線がSOTAに集まっていたはずだ。これは空間を支配できるSOTAだからこそのパフォーマンスだろう。

 ……と言っても、BE:FIRSTもグループとして同番組の「ダンスのプロ300名が選んだ『ダンスグループ』TOP3」で1位を獲得しているほど。メンバー全員のダンスが高いクオリティのため、全員で踊る際にSOTAだけいい意味で浮いている、なんてことはない。ただ、やはりSOTAらしい細かなニュアンスを施されているパートにはついつい目が行ってしまう。5月24日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で披露した「Masterplan」のパフォーマンスの時もそれを感じた。サビの〈M-A-S-T-E-R-PLAN〉の〈PLAN〉部分でバイブレーションを入れているのだが、SOTAはその数が圧倒的に多く、しかもリズムにぴったりハマっている。こうしたテクニックをばっちり決められるのはさすがのひと言だ。

 様々なボーイズグループのメンバーの名が挙がった『その道のプロが選ぶ本当のNo.1 プロフェッショナルランキング』。これをきっかけに、SOTAのダンスのうまさやBE:FIRSTのダンスのレベルの高さがより多くの人に知られたのではないだろうか。しかし、BE:FIRSTはダンスだけではなく、歌もラップもクオリティが高い。ぜひそちらも合わせてチェックしてみてはいかがだろうか。

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