ディズニーの名曲とともに夜空を彩る1万2千発の花火 “音と光”で届けるキャラクターたちの想い

 「パーク・ミュージック」セクションでは、「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」の音楽にあわせてカラフルな花火が会場を彩ると、今年6月にディズニーシーにオープンした新テーマポート「ファンタジースプリングス」をイメージした楽曲「Journey to Fantasy Springs」へ。

 来場者を「ファンタジースプリングス」の世界へ導くと、そこからエリアを構成する3つの作品、『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』『アナと雪の女王』の世界観を届ける「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」セクションへ続いていく。このセクションのナレーションを担当したのは、『アナと雪の女王』でエルサの日本語吹替声優を務めた松たか子。今年、日本で劇場公開10周年を迎えた『アナと雪の女王』からは「雪だるまつくろう」「生まれてはじめて」といった全5曲が届けられ、映画の名シーンの数々を思い起こさせた。なかでもラストの「レット・イット・ゴー~ありのままで~」では、大きく開かれた後もしばらく空中をキラキラと漂う花火が雪を連想させるようで美しかった。

 そして、いよいよ最終セクションの「フィナーレ」へ。「トライ・エヴリシング」(『ズートピア』)、「本当のわたし」(『ミラベルと魔法だらけの家』)といった軽快な音楽が会場を盛り上げ、「パート・オブ・ユア・ワールド」(『リトル・マーメイド』)、「サークル・オブ・ライフ」(『ライオン・キング』)といった壮大な楽曲たちが感動を誘う。そしてラストは「Let It Go」(『アナと雪の女王』/原題:『Frozen』)。力強いメロディにのせて何発もの花火が盛大に空を輝かせ、集まった来場者の心を躍らせた。

 珠玉の名曲と煌びやかな花火によって、ディズニーの夢と魔法を感じさせる1時間だった。『ディズニー ミュージック&ファイヤーワークス 2024』はこの後、11月9日に鹿児島・マリンポートかごしま、11月30日に茨城・国営ひたち海浜公園での開催へと続いていく。

■ライブ情報
『ディズニー ミュージック&ファイヤーワークス 2024』
2024年11月9日(土)マリンポートかごしま(鹿児島)
2024年11月30日(土)国営ひたち海浜公園(茨城)
※終了公演は割愛

<チケット価格>
大人¥9,900〜¥12,100/学生(小中高生)¥6,600~¥7,700/未就学児¥4,400~¥5,500(税込)
※プラチナチケットあり

詳細:https://dmf-info.com/

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