東方神起、日本デビュー20周年を控えて活発化する元メンバーの今 ソロデビューからアイドルプロデュースまで
自身の事務所「PALMTREE ISLAND」の代表を務めながら、歌手だけでなくミュージカル俳優としてもその才能を開花させているJUNSU。彼は今年も複数のミュージカルに出演を果たしつつ、8月には、横浜・ぴあアリーナMMで開催された『2024 ENA K POP UP CHART SHOW IN JAPAN』に出演。ベテランの風格漂う、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了したことは記憶に新しい。また、直近では9月25日に約15年ぶりとなる韓国地上波番組への出演を果たし、大きな話題を集めた。今後も11月8日から10日に韓国・ソウルのKSPO DOMEにてJAEJOONGとの合同コンサート『JX 2024 CONCERT <IDENTITY> in Seoul』を開催予定。2人がどのようなステージを披露するのか、ファンからの熱い視線が寄せられている。
これまでタイなどを中心に活動していたYUCHUNは、今年の年末にいよいよソロでの日本デビューを果たす。日本オリジナル曲などが収録されたミニアルバム『Where I Walk』を12月18日にリリースし、同月21日からは『PARK YUCHUN 2024 X-mas tour「Where I Walk」』と題したZeppツアーを東京、大阪、福岡、神奈川で開催する予定だ。
俳優や歌手として活動を続けてきたJAEJOONGも、楽曲リリースやイベント出演、メディア出演などを精力的にこなしている。今年6月26日には、自身のデビュー20周年を記念した4枚目のフルアルバム『FLOWER GARDEN』をリリース。ファンを「花」に喩え、愛と感謝の気持ちを詰め込んだという同アルバムは日本でも大きな支持を集め、7月3日公開のBillboard JAPANのダウンロードアルバムチャート「Download Albums」で首位を獲得した(※2)。同アルバムを携えたアジアツアーも開催。日本では7月に神奈川・ぴあアリーナMMで、8月に兵庫・ワールド記念ホールで計4公演を行い、盛況のうちにコンサートを終えた。
JAEJOONGといえば、直近ではAKB48、IZ*ONEの元メンバーである本田仁美が在籍する7人組ガールズグループ・SAY MY NAMEのプロデュースを、自身が立ち上げたiNKODE ENTERTAINMENTで手がけていることでも大きな話題を集めている。SAY MY NAMEは、10月16日に1stミニアルバム『SAY MY NAME』でデビュー予定。全4曲のトラックリストのうち、最後の楽曲はJAEJOONGの作詞だといい、プロデューサーとしてどのような手腕を見せるのか、大きな注目が集まっている。
このように、さまざまな活動を展開する東方神起の元メンバーの3人。東方神起が今日までエンターテインメントの最前線で輝きを放っているのは本当に奇跡のような、ほかの誰にもなしえない偉業だと感じるが、それと同時に、多くの壁を乗り越えながらそれぞれがデビュー20周年を迎え、各々の個性と才能を開花させた活動を今もなお続けてくれていることは感慨深い。5人各々の軌跡を振り返りながら、彼らの活動を応援したいものである。
※1:https://www.oricon.co.jp/news/51536/full/
※2:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/139294/2
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