Snow Man、不二家新CMに詰まった愛される理由 持ち前の仲の良さと前向きさを発揮

「不二家洋菓子店 ほめ曜日 うまくいった日」篇 30秒 2024年

 一方の『不二家洋菓子店 ほめ曜日 うまくいった日』篇は、彼らの普段の姿が想像できる内容だ。バスの中で1日の仕事を振り返っているのだが、佐久間は充実感をにじませ、ラウールはそれに賛同。渡辺と宮舘は自分たちを褒め、岩本は「なにそれ」と軽くツッコむ。そこに目黒が「自画自賛ですか?」と茶化すと、「たまには褒めてもよくない?」と佐久間。向井が「いつもやけどな〜」と反応するものの、自分へのご褒美を買いに不二家に向かうことに。店舗内では、ズラッと並ぶ洋菓子に目を輝かせている。そのやり取りはまるで普段の彼らの会話を見ているかのようで、実際に渡辺も「僕たちの素っぽい感じが出ていると思います」と語っている(※1)。また、きちんと自分を褒めているところも前向きなSnow Manらしい。これまで逆境に立たされたこともあった彼らだが、決して折れずに前向きに進んできたからこそ今の人気がある。だからこそ、「週に1日“ほめ曜日”を作ろう」という内容とフィットしているのではないだろうか。

 終始、ワイワイした雰囲気が楽しめる今回の新CM。持ち前の仲の良さを発揮しながら楽しげにしている様子こそ、Snow Manが愛される理由のひとつなのかもしれない。そしてそれは「愛と誠心と感謝をこめてお客様に愛される不二家になります」という不二家の社是(※2)にも合っており、不二家とSnow Manは今後10年、15年と長くタッグを組むことになるかもしれない。この先も双方の魅力が発信され続けるCMが誕生することを祈りたい。

※1:https://realsound.jp/2024/09/post-1768158.html
※2:https://www.fujiya-peko.co.jp/company/company/vision.html

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