SixTONES 田中樹、盟友 菊池風磨との相性は? 環境が変わっても変わらない唯一無二の関係性

 特に印象的だった共演の機会として筆者が思い出してしまうのは、2015年から2017年の3年にわたり、TOKYO DOME CITY HALLで開催された菊池のソロコンサートのことだ。

 このソロコンサートのステージにバックダンサーとして3年間立ち続けた田中。バックダンサーという立ち位置ではありながらしっかりと見せ場もあり、菊池の後ろで華を添えるというよりも互いに肩を組んで、ともにソロコンサートという晴れ舞台を盛り上げている姿が印象的だった。

 特に、2017年の公演『風 is I ?』は評判の高い公演となった。開始して間もなく、菊池が「10年前の12歳の時に亡くなった」という設定を語るところからスタートするこの公演は、22歳の姿で1日だけ愛すべき仲間とやりたいことを全部やる、というのがテーマになっている。もしも、現実で起きたら驚いてしまいそうな設定だが、そこで田中たちが作り上げる“22歳の菊池”を受け入れる空気感が絶妙。本当に仲が良いからこそ醸し出せる空気感だったと思う。

 また、2016年の『風 are you ?』では、嵐の「ALL or NOTHING Ver.1.02」を歌う場面の冒頭、菊池と田中がショットグラスで乾杯をし、手をクロスさせて飲むシーンは“ふまじゅり”を象徴する1シーンだ。

 気づけばそこから時は経ち、田中もSixTONESとしてデビューを果たした。しかし、2人の関係性は変わることない。仲の良いエピソードは数あるものの、ファンがそれを直接体感できたものとして『SixTONESのオールナイトニッポン サタデースペシャル』(ニッポン放送)に菊池がゲスト出演した際のことを思い起こす人も多いのではないだろうか。

 2021年当時の放送では、菊池、田中、そして同じく仲が良い森本慎太郎と3人で自然体な空気感でトーク。番組の中で菊池が繰り出した「あんたたちの方がナウいって」という迷言を、田中と森本がイジっていた一幕が記憶に新しい。

 トークではもちろん、パフォーマンスでも多くの共演をしてきた2人。「モテるだろうな」と互いに思うポイントを問われたインタビューでは「(自分と)性格が似てるところ!」という回答でハモるほど、息がぴったりである。どうかこれからも変わることなく、2人の関係性が続くことをファンとしては願いたい所存だ。

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SixTONESには6月生まれが3人いる。6月11日生まれのジェシー、6月15日生まれの田中樹、6月18日生まれの松村北斗だ。

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