aespa、MY-Jとメンバーの絆で満ちた2度目の東京ドーム オープニングからアンコールまで圧倒的な“物語”

 アンコールで4人お揃いのブタの着ぐるみを着て再登場したaespaは、KARINAとNINGNINGがツインお団子、GISELLEがツインテール、WINTERがヘアアクセをつけて下ろしたウェーブヘアというスタイリング。胸にはそれぞれ、ハート、蝶、月、星のモチーフをつけてひとつのフロートに乗り、「BAHAMA」「You」を歌唱しながら観客席に向かってフリスビーとサインボールを投げていく。KARINAの「東京ドームでこのブタの衣装を着たのは私たちだけだと思います!」の声にポーズを決める4人。センターステージまでムービングステージで移動する間、NINGNINGは「この衣装は本当に着るのが楽ですね」、GISELLEも「しっかり楽しめる衣装です」と着心地のよさを教えてくれた。

 最後のMCで、NINGNINGは「東京ドームでやるのは久しぶりですが、こんなに大勢の皆さんがひとつの空間で私たちの歌を聴いてダンスを見てくださるのは本当に感動です。私たちはこの機会を大切に思っています」、KARINAは「去年に続いて東京ドームで公演ができてとても楽しかったし、まだ信じられません。リハーサル中はすごく緊張していたのですが、実際に始まってみたら緊張よりもとても楽しかったです。これも皆さんのおかげです、本当にありがとうございます」と話す。また、KARINAは「私たちの前回の東京ドーム公演よりもどうだったのか気になりますが、ベストを尽くして準備したので楽しんでくださっていたら嬉しいです」「本当に大好きですし、私の世界はMYです」と心のこもった言葉を伝えてくれた。

 WINTERは、「皆さん楽しかったですか? 私も本当に、ほんまに楽しかったです」と一瞬関西弁を交えつつ、「こうして私たちのエネルギーをいっぱいにしてくださったので、今日は幸せな気持ちで公演ができました」とコメント。GISELLEは、「今回も東京ドームでaespaだけのコンサートができるのは本当にすごいことなので、みなさんのおかげです。本当に感謝しています」「いつもMY-Jの皆さんが私たちのことを応援してるの知ってるから、待っててね。私も大好きだよ」と今後に期待させるようなメッセージを残した。

 あっという間で夢のような東京ドーム公演も終わりに差し掛かり、センターステージに横一列に腰掛けた4人が最後に奏でるのは、あたたかなサウンドが観客を包み込むバラードナンバー「목소리 (Melody)」。GISELLEとWINTERが着ぐるみのフードを被って歌う光景も愛らしい。「aespa IS THE BEST」というMY-Jからのサプライズスローガンも無事にメンバーに届き、最後にはメンバーたちのリクエストで行われた「MY-J IS THE BEST!」「aespa IS THE BEST!」の掛け合いでこの日の公演は幕を閉じた。デビューからもうすぐで4年、遂に日本デビューを果たしたaespaの止まらぬ快進撃から目が離せない。

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