乃木坂46、CM単独出演は人気メンバーへの登竜門 五百城茉央、池田瑛紗……5期生の立ち位置に変化
5期生は2022年にグループに加入してからというもの、目まぐるしいスピードで成長してきた。2023年8月23日にリリースされた33rdシングル『おひとりさま天国』では表題曲のセンターに井上が抜擢、五百城や池田、一ノ瀬美空、川﨑、菅原咲月が選抜入りを果たし、世代交代を強く意識させた。5期生の冠番組『超・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)をはじめ、『乃木坂46“5期生”版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2024』やオムニバスドラマ『古書堂ものがたり』(Lemino)に出演するなど、5期生のブランド力もこの2年で大きく向上してきた。乃木坂46という10年以上かけて積み上げてきたグループのブランドの影響力も当然あるが、今回の5期生単独出演は、成長を続けた5期生自身が掴んだと言っても過言ではないだろう。
5期生の中でも多方面で活躍が著しいのが五百城だ。2024年にはラジオ番組『らじらー!サンデー』(NHKラジオ第1)にレギュラー出演を果たしており、過去には『わたしの通学ロード』(カンテレ)のナレーションを務めるなど、まったりと落ち着いた声のトーンを活かして、声の仕事で活躍している。そんな五百城が今回出演しているのがビッグマックがコカ・コーラのCM楽曲「I feel Coke」とコラボした新TVCM『あしたも、笑おう。』篇。制服を着た五百城がビックマックを両手に笑顔を見せているシーンが映し出されており、五百城の純朴な存在感がいい味を出している。
そして、五百城と同様に直近でCMへの単独初出演を飾ったのが池田だ。東京藝術大学在学中で、アートバラエティ番組『小峠英二のなんて美だ!』(TOKYO MX)ではMCを務め、7月5日から配信されているドキュメントバラエティ番組『乃木坂、逃避行。』(Lemino)では番組のキービジュアルを制作するなど、アート方面で稀有な才能を発揮している池田は、今もっとも活躍が期待されているメンバーと言っていいだろう。アートの才能と圧倒的なビジュアルを誇る池田にとって、ソフトバンク「motorola edge 50s pro」のTVCM『神ジューデンガール』篇での配役はまさに彼女にぴったり。池田演じる“神ジューデンガール”が、プラグとおはらい棒を合体させた武器で、使い魔とともに敵を倒すことで充電パワーを獲得し、充電を100%にしていくというポップな世界観の中で、池田は3次元のキャラクターとして登場する。CMでは乃木坂46に限らず、タレントが見つかる重要なコンテンツにもなっており、池田との親和性の高い今回のCMは彼女の名がお茶の間に広がるきっかけとなるのではないだろうか。
8月21日にリリースされる36thシングル『チートデイ』では、『おひとりさま天国』に続いて井上が表題曲センターを務める。池田と初選抜となった小川彩がフロントメンバーに選ばれていることからも、5期生がグループの中心を担っていることを感じさせる。山下というグループの顔が卒業して以降、5期生が相次いでTVCMに抜擢されているのは、今後乃木坂46が多くの層に認知されるための大きな足がかりとなっていくはずだ。
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