ジュニア、Aぇ! groupに続き“YouTube再生数が多いユニット”になるのは? パフォーマンス動画に見る現在地

少年忍者【Dreamers】Arena Concert 2024 The Shining Starより
少年忍者【さくらガール】Arena Concert 2024 The Shining Starより

 少年忍者は、今年5月7日から8日にかけて横浜アリーナにて開催された『少年忍者 Arena Concert 2024 The Shining Star』から二曲の映像を公開。オリジナル曲「Dreamers」は壮大なイントロにヴァサイェガ渉の低音ラップで始まる。サビのV字のフォーメーションや元木湧を担ぎ上げる構成は大所帯ならではの迫力で、ミュージカルのような演技掛かったパフォーマンスも圧巻だ。そして、その翌週に公開されたのがNEWSのカバー曲「さくらガール」。次々にフォーメーションを変えていく構成はまさに桜がはらはらと舞うような軽やかさがあり、「Dreamers」とは全く違った少年忍者の瑞々しい魅力が感じられる。

Lil かんさい【また君が好き】初の東京単独公演「一舞入魂」より
Lil かんさい【NEXT STAGE】初の東京単独公演「一舞入魂」より

 Lil かんさいは、初の東京単独公演として5月29日から31日にかけて東京ガーデンシアターにて開催された『一舞入魂』からオリジナル曲「また君が好き」「NEXT STAGE」の映像を公開した。特に「また君が好き」では煌びやかなストーンが施された真っ白な衣装に身を包み、「きっとこの先で何があっても 君がいるなら僕は乗り越えられるよ」と真っ直ぐな愛を歌う姿がLil かんさいらしい、王道のアイドルソングとなっている。

 このように4組それぞれが異なる魅力を持ったパフォーマンス動画を公開しているが、同時期/同チャンネルで公開されているからこそ、わかりやすい再生回数の差には注目が集まっている。たくさん再生されているから良いグループであるとは限らないが、ここまで再生回数に注目が集まる状態で「他の同チャンネルより再生されている」というのは他のグループのファンにとってもアピールポイントになるかもしれない。ジュニアのユニットはまだデビューしていないのでCDや配信のチャートに彼らの楽曲が入ることはないが、YouTubeの再生回数がCD売り上げチャートのような役割を果たしているとも言えるだろう。

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ジュニアの活動といえばグループを組んでいるメンバーに注目が集まりがちだ。しかし自身の活動に打ち込みつつも、SNSを活用することで…

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