Travis Japan 松田元太、『WE ARE!』永瀬廉代演が話題に 1時間の振り入れで挑んだ舞台への覚悟

類稀なる運動能力とグループ活動によって培われた、ダンスの実力

Travis Japan - ‘T.G.I. Friday Night’ - Dance Practice Day-1 -

 Travis Japanのダンスの凄さは、まず何よりもそのシンクロ率の高さ。身長や年齢に幅がある中でも、キレがあり一糸乱れぬ動きで統一感を持たせ、観客を魅了する。3月22日に公式YouTubeチャンネルで公開された「Travis Japan - ‘T.G.I. Friday Night’ - Dance Practice Day-1 -」にもその実力は表れているが、同日に吉澤閑也が行ったインスタライブで、動画は3時間の振り入れ後に撮影したものだと明かされていた。

 2023年10月20日から2024年3月15日まで放送された『Travis Japanのダンスだぜ!!』(中京テレビ)では、日本全国の高校生ダンス部員と交流を深める様子が描かれていた。既存の楽曲に新たな振り付けを施し、ハイレベルな課題に対して全力を出し切ったお互いの表現を賞賛しあう。その姿には、相手への深いリスペクトやダンスを心から楽しむピュアな情熱も窺い知れた。

 その中でも松田自身は、小学生からダンスを習ってきた実力派。同時期にはサッカーチームでも活躍しており、運動神経はずば抜けている。しなやかな体幹や柔軟な吸収力は、本来の素養とメンバーと磨き上げてきたスキルの賜物なのだろう。

演技力でダンスに深みが 表現へのストイックさこそ、松田のトレードマーク

 永瀬と松田は、現在ドラマ『東京タワー』(テレビ朝日系)で共演中。それぞれ既婚の年上女性との禁断の恋にのめり込んでいく大学生を好演しており、松田が演じる耕二は相手役のMEGUMIとともに息を呑むようなシリアスなシーンも演じている。普段バラエティ番組で見せている松田のお茶目な姿とはギャップを感じさせる、鋭い眼差しや表情、艶やかな仕草。彼の高い演技力は、ダンスパフォーマンスの豊かな表現や、コロコロ変わる顔の表情にもつながっている。

 ダンス以外にも、歌唱力や英会話など、世界に通用し続けるために弛まぬ努力を積み重ねてきた松田。そのストイックな姿勢は、限られた時間や逆境の中でも最高のパフォーマンスを成し遂げる固い決意の表れであり、だからこそ観る者の心を掴んで離さないのだろう。これからも貪欲に技を磨き続け、誰もが目を見張るような驚きの所業をやってのけるはずと、信じて疑わない。

松田元太、七五三掛龍也……Travis Japan、他グループとの交流の中で活きる“人”の面白さ

メンバー個人のテレビ出演も、デビュー以降の活躍に比例して急速に増えているように感じる。その結果、Travis Japanのメンバ…

Travis Japan 宮近海斗、BE:FIRST LEO、M!LK 佐野勇斗が『ラヴィット!』集結 「火曜日マジで大好き」

5月21日放送の『ラヴィット!』(TBS系)に、Travis Japan 宮近海斗、M!LK 佐野勇斗、BE:FIRST LEO…

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる