Travis Japan 松田元太、『WE ARE!』永瀬廉代演が話題に 1時間の振り入れで挑んだ舞台への覚悟
5月29日・30日、STARTO ENTERTAINMENT所属タレント14組が出演したイベント『WE ARE! Let's get the party STARTO!!』の大阪公演が開催された。29日は、6月12日にリリースが決定したチャリティーシングルCDの表題曲「WE ARE」のパフォーマンスが公式YouTubeで生配信され、30日はファンクラブ会員限定で全編生配信。会場に集ったファンだけでなく、オンラインでその模様は注目された。
当公演で特に話題を集めていたのは、Travis Japan 松田元太の活躍だ。29日に怪我のため突如出演見合わせとなったKing & Prince 永瀬廉の代役として、5月23日に発売された新曲「moooove!!」を、30日の公演で髙橋海人と息ぴったりに披露したのだ。予想外のサプライズに、SNSでは驚きの声があふれていた。
バラエティ番組での活躍が多く、掛け算の九九が苦手だったり独特な日本語を使ったりと天然キャラで知られている松田。そんな彼が代打パフォーマンスを完璧にやり遂げたのには、どのような背景があるのか。本稿では、松田のダンスに対する姿勢や向き合い方について考える。
わずか1時間の振り入れで大舞台へ ダンスの精鋭集団・最年少パフォーマー
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30日の『WE ARE! Let's get the party STARTO!!』公演後には、SUPER EIGHTの大倉忠義と丸山隆平、WEST.の小瀧望、timeleszの菊池風磨、SixTONESの田中樹らとともにInstagram Live(以下、インスタライブ)に出演した松田は、ビールを片手にパフォーマンスについて振り返った。「moooove!!」は前日にわずか1時間で振りを完璧に覚え、早朝までホテルで髙橋とお酒を交わしながらダンスの細かなニュアンス共有を行ったという。急な代役という強い緊張感の中でも、「過去イチと言っていいくらい楽しくダンスできた」と語っていた。
松田が所属するグループ Travis Japanは、ジュニア時代からダンスパフォーマンスを強みにしてきた。グループ発足の背景にも、マイケル・ジャクソンやビヨンセ、レディー・ガガなどと仕事をしてきたアメリカの大物振付師 トラヴィス・ペインがメンバー選考に関与するなど、実力派のスタッフ陣が集う。松田はそんなグループの最年少だ。
2022年3月からはダンスの武者修行のため無期限アメリカ留学を実施し、半年後の同年10月にはアメリカの大手レーベル Capitol Recordsよりグローバルデビューを果たした。デビュー曲「JUST DANCE!」はBTSの振り付けも行ったニッキー・アンダーセンが担当。他のグループに比べても類を見ないハイレベルなダンスを武器に、異例の活躍を遂げてきた。