ICEx、クールで大人な新しい表情 8人ならではの“おまじない”や東名阪ツアーを経た成長も

初の東名阪ツアーの手応え 「メンバーの絆が深まった」

――3月に開催した東名阪ツアー『ICEx First Concert Tour 2024「SCRAMBLE PARTY!」』でも、皆さんの成長した姿を見ることができました。改めて、ツアーを終えた率直な感想を教えてください。

中村:初めてのツアーということもあって、名古屋と大阪で2日連続、合計4公演をやり切れるのか心配していたんですけど、たしかに体力的な難しさを感じはしたものの、やっぱり楽しい気持ちのほうが大きかったです。かつ、ツアーを通じて反省点と改善点、よかった点が見つかって、本当にいい経験になりました。どの地域のCOOLerの皆さんも大きな声を出してくださって、思い出深いライブにできたと思います。

千田:僕は今回のツアー、実はものすごく緊張していました。まずは名古屋公演からだったんですけど、一部のステージが始まる直前まで、自分でも「ヤバいかもな」と思うくらい緊張していたんです。でも、お客さんの歓声や歌声、綺麗なペンライトの景色がそれを消してくれて。二部公演からはちょっとずつ緊張がほぐれてきて、2日目の大阪では「楽しい」のほうが勝っていました。COOLerの皆さんにいろいろと助けてもらいながらやり遂げられたツアーだったなと思います。

千田波空斗

山本:改めて、メンバーの絆が深まったツアーだったなと思います。ステージでCOOLerの熱気を直に感じられて、ここまで頑張ってきてよかったなと喜びも大きかったです。各地のファンの皆さんが一緒に声を出してくださったのも、何より嬉しかったですね。名古屋の反省点は大阪に、大阪の反省点は東京に活かして毎公演しっかりと改善していけたので、よりいいライブができたと思います。

八神:僕も、このツアーを通してグループの団結力が高まったなと思っています。全部の会場でCOOLerの皆さんに楽しんでもらいたかったので、準備期間中にメンバーとパフォーマンスなどに関して話し合いをしたんです。みんなから、昨年8月5日の1stワンマンライブ(『ICEx First concert “ICEx LOVEx YOU”』)のときよりもいろいろな意見を聞けたので、チームとしてさらにまとまりが出てきたように思います。

――ツアーの準備で大変だったことや、特に力を入れたポイントはありますか?

竹野:大変だったのは、やっぱりダンス。ライブの途中でハットを被ってパフォーマンスするパートがあったんですけど、難しい振り付けだったので少し苦戦しました。細かい部分までしっかり揃えるのが大変で。メンバーとたくさん練習しました。

志賀:1stワンマンライブのときよりも成長した僕たちの姿を見せたくて、パフォーマンスの完成度にはかなりこだわりました。あとライブの構成としても、お客さんに最初から全力で楽しんでもらえるようなセットリストを組んで、後半でもっと盛り上げられるように工夫しました。今回はMCにも力を入れていて。歌って踊るだけではなく、トークもしっかりできるグループになりたいと思っているので、各メンバーの個性が出るように内容も細かく固めていきました。

竹野世梛

――3月17日の東京公演を拝見しましたが、たしかにMCでは皆さんの個性が爆発していたと感じました。特に筒井さんの「ありがとっしー」というキャッチフレーズも印象的で。

筒井:実はあれ、ツアー中に生まれたキャッチフレーズなんです。名古屋公演の二部か、大阪公演の一部くらいのタイミングでアイデアが降りてきて。そこから「とっしーって呼んでください。ありがとっしー!」って、気づいたら毎公演、このキャッチフレーズでやってました(笑)。

――そうだったんですね(笑)。ちなみに今回、ツアーグッズの巾着は阿久根さんがプロデュースされたそうですね。

阿久根:そうですね。僕から案を出させてもらいました。

――なぜ、巾着を作ろうと?

阿久根:小さくてかわいいですし、いろいろな物を入れられて使いやすいからです。僕、小さい物をカバンに入れていると、結構失くしてしまったり、取り出すのに時間がかかってしまったりするんですよ。小さな巾着があればイヤホンも充電器も入れられますし、失くしやすいものがまとまるからいいなと思って提案しました。

阿久根温世

――3月31日には結成1周年を迎えました。改めて、今の気持ちを聞かせてください。

志賀:ICExの一員になって、ワンマンライブや東名阪ツアーなど、初めて経験することがたくさんありました。どれも研究生時代から憧れていたことだったので、こうやって今、夢を実現できていることに本当に感謝しています。特に東名阪ツアーはCOOLerの皆さんのおかげでソールドアウトとなり、追加公演も決まって、また1歩大きなステージに立てました。COOLerに新しい景色を見せることができるので、本当に嬉しいです。メンバーやCOOLerとの出会いに感謝した1年でしたし、これからもっともっと成長していかないといけないなと改めて実感した1年でもありました。

竹野:1年を通していろいろなことに挑戦できるようになったと思います。例えば、歌を練習しに一人でカラオケに行ったり、ダンスの自主練が普段よりも増えたり、自分のスキルアップの時間を作るようになりました。2年目も今以上に頑張ってスキルを上げて、ICExに貢献できるように頑張りたいと思います。

八神:この1年間は、EBiDANの新グループとしていろいろな経験をさせてもらいました。先輩のライブを観に行かせてもらったり、オープニングアクトを務めたり。先輩を見てたくさんのことを学んだ1年だったなと。だから正直、新人グループとしていろいろな場面で甘えさせてもらっていたと思います。でも、ずっと新人ではいられないので、これからは今日までお世話になった人たちに恩返しをしたいですし、これまで勉強させてもらったことをどこかで発揮していきたいです。さらに頑張っていくための土台となった1年間だったのかなと思います。

山本:僕はやっぱりEBiDANの一員になれたことが本当に嬉しくて、ICExになってから間近で先輩を見させてもらって、本当に刺激になることが多かったです。合宿やライブなど、初めてのこともいろいろと経験して、すごく充実したあっという間の1年でした。これからは、歌とダンスをさらに褒めてもらえるようになりたいです。ここからさらに成長する僕らを、COOLerの皆さんにもぜひ応援してほしいと思います。

――結成1周年を迎えて、今後の目標に変化はありましたか? デビュー時のインタビューでは、「国立競技場のステージに立ちたい」という夢を熱く語ってくれました(※1)。

阿久根:その夢は変わっていないです。でも実は昨日、メンバー全員で話し合って、もっと具体的な今後の目標を決めたんですよ。結成5周年までに、横浜アリーナでのコンサートを実現させるつもりです。

志賀:EBiDANの先輩グループ M!LKさんの横浜アリーナ公演(『M!LK 1st ARENA “HAPPY! HAPPY! HAPPY!”』)を観させてもらったんです。そのとき、メンバー間で「いつかこのステージに立ちたいね」「いつ立てるんだろう」という話をしていて。阿久根が言ったように具体的な目標になったことで、「いつか横アリのステージに立てたらいいな」という気持ちが「絶対に実現したい」という思いに変わりました。より一層、グループが引き締まったなと思います。4年後、メンバーとCOOLerの皆さんと一緒に横浜アリーナの景色を見るためにも、3rdシングル『ビリミ』をもっともっとたくさんの方に届けていきたいです。

※1:https://realsound.jp/2023/08/post-1403545.html

■リリース情報
3rdシングル『ビリミ」』
2024年5月8日(水)発売
購入リンク:https://www.jvcmusic.co.jp/ICEx/bilimi/
配信リンク:https://ICEx.lnk.to/bilimi

・通常盤(CDのみ):1,100円(税込)
M1, ビリミ / M2, Maniacs

・初回限定盤A(CD+Blu-ray):2,970円(税込)
M1, ビリミ / M2, Sunset Blue
[Blu-ray] ICEx いちご狩り

・初回限定盤B(CD+Blu-ray):2,970円(税込)
M1, ビリミ / M2, Cyber Groovin’
[Blu-ray] Documentary of ICEx First Concert Tour 2024『SCRAMBLE PARTY!』

■ライブ情報
『ICEx summer concert 2024 “TASTING”』
【日程・場所】
2024年8月29日(木)【東京】北とぴあ
2024年8月30日(金)【東京】北とぴあ

ICEx オフィシャルサイト

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