9mm Parabellum Bullet、ライブハウスと化したBillboard Live公演 男性限定ライブ潜入レポート
あらためて感謝を告げ、「いけるかー!」と叫んでラストスパートに突入。疾走チューン「The Revolutionary」「白夜の日々」を畳みかけ、熱量を上げていく。さらに、菅原がマラカスを構えた「Talking Machine」では、イントロの間にBOØWYの「B・BLUE」カバーを盛り込むというサプライズが用意されていた。菅原が氷室京介さながらにハンドマイクでポーズを決め、滝が彼に手を掲げて盛り上げる。菅原曰く「“ボーイ”が集まる日だから」と仕込まれた、遊び心溢れるプレゼントだった。
熱狂がピークに達するなか、滝がエモーショナルなアルペジオを奏でれば、ラストナンバー「Punishment」の合図だ。幾度となく9mm Parabellum Bulletのライブを締め括ってきた爆速キラーチューンがBillboard Liveに投下される。菅原、滝、中村が3人並んでの間奏のキメは、オーディエンスの手が触れそうなほどの距離。かみじょうのツーバスも迫り来る音圧で轟き、ライブハウス以上の迫力でBillboard Liveを飲み込んだ。笑顔と大歓声が溢れる会場を見渡しながら、メンバーは満足げにステージをあとにした。
どんな場所でも我が道を貫き、Billboard Live を自分たちの色で染め上げた9mm Parabellum Bullet。近い距離でファンとの絆を再確認した特別な夜を経て、20周年イヤーを突き進む彼らからますます目が離せない。
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