Snow Man 目黒蓮の悔いのない生き方 俳優・ファッション界で評価、努力が実を結んだ一年

 Snow Manの目黒蓮が、2月16日に27歳の誕生日を迎える。その2日前にはグループの10枚目のシングル『LOVE TRIGGER / We'll go together』リリースが控えており、ファンにとってはイベント続きの一週間になりそうだ。少し早いタイミングではあるが、目黒の1年間の活躍を振り返っておきたい。

 まずはなんといっても俳優業での飛躍である。2022年公開のドラマ『silent』『舞いあがれ!』や映画『月の満ち欠け』、単独初主演を務めた2023年3月公開の映画『わたしの幸せな結婚』等での演技が評価され、数々のアワードで助演男優賞や新人俳優賞を総なめにした目黒。7月公開のドラマ『トリリオンゲーム』ではGP帯連続ドラマ初単独主演を飾り、グループにも9thシングル曲「Dangerholic」で主題歌を務めるというチャンスをもたらした。さらに、昨日2月8日には、優れた映画やテレビ作品のキャストやプロデューサーを表彰する歴史ある「2024年エランドール賞」新人賞を受賞。事務所からは1994年度の木村拓哉以来、史上2人目の快挙となった。

 同賞では幅広い役を演じたことが受賞理由だったが、『トリリオンゲーム』では“世界一のワガママ男”ハルを熱演。豪快でクレバー、これまでにないキャラクターに挑んだ。また、原作が青年漫画誌で連載中ということもあり、男性視聴者にも目黒の演技を届ける機会となったことも記憶に新しい。先日、男性からの支持が厚い配信者・ゲーム実況者の加藤純一が『トリリオンゲーム』をきっかけに目黒にハマり、Snow Manのファンクラブに加入したことを明かすなど、各所で新たなフィーバーを巻き起こしている。

 メンズファッション誌『FINEBOYS』でのレギュラーモデルや数々のCM起用、ViVi「2023年上半期国宝級イケメンランキング」NOW部門2連続1位の殿堂入りなど、俳優以外の個人活動の先に待っていたのは、前人未到の称号だった。2024年2月に発表されたFENDI初のジャパンメンズブランドアンバサダー就任である。2023年10月23日にグループ初の個人公式Instagramアカウントを開設以降、『HIGHSNOBIETY』や『エル・ジャポン』などのファッション誌で披露したルックの投稿などをまじえながら、FENDIの魅力を発信していた目黒。アンバサダー就任記者会見でもふれられていたように、FENDIの洋服を以前から愛用し、ブランドに対して強い思い入れを持っていたようだ。同日行われたインスタライブで流した涙からは、サポートしてくれる周囲の人々の思いも背負いながら戦う目黒の誠実さが伝わってきた。無事スタートラインに立つことができた今、ファッション界でのグローバルな活躍にも期待がかかる。

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