KinKi Kids×King & Prince、“奇跡”のコラボ 平成と令和に生まれたデュオ2組の相性は?

 2023年末、突如公開された平成を代表するデュオ・KinKi Kidsと、令和に誕生したデュオ・King & Princeによるコラボが、いま話題を集めている。

KinKi Kids × King & Prince Special Message

 12月14日、King & Princeの公式YouTubeチャンネルに突如アップされたコラボ動画。その後15日にも更新され、23日、24日にはKinKi Kidsの公式YouTubeチャンネルに別の動画が公開された。それぞれの持ち曲である「シンデレラ・クリスマス」と「シンデレラガール」をコラボ歌唱するだけでなく、合計18分におよぶトークの模様も映されている。7月に永瀬廉が『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)に出演した際、「どっちも2人組だから、なんかコラボできるといいね」と話していた、こんなに早く実現するとは。後輩との約束を口先だけでは終わらせないKinKi Kidsの漢気には頭が下がる。

 ちなみに、KinKi KidsとKing & Princeにはデュオであること以外にも数々の奇跡的な共通点が存在する。まずは、堂本光一と堂本剛、そして永瀬廉と髙橋海人はそれぞれ1月と4月に生まれた同い年(しかし、学年は1個ちがい)であること。さらに、今回披露した「シンデレラ・クリスマス」と「シンデレラガール」は、それぞれが19歳のときにリリースした楽曲である。2ユニットの年齢がちょうど20歳差というところにも、運命的なものを感じてしまう。

 そんな共通点が多いからだろうか。トーク映像も相性ばっちりだった。2人組になってからは、ボケに回ることが多かった永瀬がツッコミとなり、ボケる剛と髙橋をたしなめる。そんないたずらっ子な剛と、素直な髙橋が手を組むと、想像を超す笑いが生み出されるのだ。そして、光一が場を引きしめるかと思いきや、ときには一緒になってふざけ出す。KinKi Kidsの無邪気さとKing & Princeの愛らしさが合わさると、こんなに和やかな空間になるのかと癒される動画だった。

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